あらすじ
海外で荒稼ぎして帰国した詐欺師の藍は、ある政治家のパーティーで知り合ったみちるに興味を抱く。みちるは親の仇を捜しており、そのために金がいるという。仇とは、世界的企業に成長した戸賀崎グループ筆頭株主の戸賀崎喜和子。隙だらけの復讐計画を聞いた藍は、みちるに協力することになるが……。
稀代のストーリーテラーが贈る、衝撃のラストにご注意を。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
凄腕の詐欺師と純朴な悪意ある殺人者がわかる復讐をしようとする少女が罠にはまる。最後に至るところはスリリングではあるが、結末はこれか。
Posted by ブクログ
詐欺師と詐欺師のタイトルからどんな詐欺をするのかとおもったが最後の展開がびっくり。ミチルの依頼していた探偵や、家政婦などとの関係繋がったとき、予想を超えていた。傑作でした、
Posted by ブクログ
続きが気になる展開で面白かった。それぞれの人物像がしっかりと伝わってきて、頭の中で映像を思い浮かべながら読み進められた。終わり方はあえて余韻を残しているのだと思うが、少し物足りなさを感じてしまった。
Posted by ブクログ
2024/9/12
題名通り詐欺師と詐欺師で自分の置きどころが難しい。
感情移入しづらい。
詐欺師やけど今は悪い人しか騙さないんやけどな。
この人が語り部なのだけど心の内や過去の情報を最低限しか出してこない。
もう一人の相方は不安定でギリギリでハラハラする。
もう残りこんなちょっとやのにどうやって決着つけるの?と思ったけどちゃんとまとまった。
ラストのみちるのそうやったんかーがさすがお見事。
Posted by ブクログ
詐欺師の藍がミチルと相棒になり、ミチルのずっと望んでいた復讐に向けて動いていく。
2人の対照的な性格がうまいこと合って、なかなかいいコンビ。
後半になってから展開が早くなり、やや中途半端で終わったけど、全体的には読みやすくてよかった。
Posted by ブクログ
凄腕の詐欺師藍と若手の詐欺師みちる.
二人はコンビを組んで一仕事終えた後,みちるが20年前に両親を自殺に追いやった喜和子探しに取り掛かる.二人の真逆のライフスタイルがいい味わいを醸し出し,最後のえげつない真相が少しは薄められている.後味の悪い物語だった.