あらすじ
歴史学、宇宙論、物理学、生物学……博覧強記の鬼才が壮大すぎる時空を一気呵成に縦横無尽! 「ビッグバン」「地球出現」「生物誕生」「繁栄と絶滅」「猿人出現」「脳の肥大化」「現代戦争」「人新世」。宇宙誕生から現代、未来まで怒濤の歴史を1冊に完全網羅! 17ヶ国で続々刊行、世界的ベストセラー!
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Posted by ブクログ
ほう、全歴史とな?と思ってまずイメージしたのが、猿時代の人間…だったハズなのに、宇宙の始まりから書かれていて、第一声は「何言っちゃってんの」だった…。
読んだは読んだけど、宇宙の歴史はてぃんぷんかんぷん…。ま、本の二割くらい人間の話になって、安心したん…だよねぇ。
一応、地球上では人間が一番社会の複雑さを保っているらしいのぅ。すごいと思うけど、いつか死にかけのデカくなった太陽に地球は飲み込まれちゃうんだから、どうでも良くなっちった。
他にも、人間のような複雑さを保った未確認生物がいるとしたら、死ぬ前に挨拶くらいはしたいと思った…(出来っかな…)。
Posted by ブクログ
天文学、考古学、歴史などのジャンルを超越して宇宙の誕生から未来を俯瞰するというスケールの大きな本。
学生のうちに読んでおきたかった。こういう視野でモノを考える経験を学校教育の中でもぜひ行ってほしい。
Posted by ブクログ
ここまで「全歴史」を「早回し」で読んでみると、人間による「文化の時代」がいかに短いのか、また、現在この世の中で大手を振っている「人間」の矮小さがよく分かる。現在の人新世についてだけでなく、今後の超未来について、10^40年後の「あらゆる物質の熱的死」というというとんでもないタイムスケールのことまで書かれていて、いやはやすごいことです。
Posted by ブクログ
非常に面白い。ビッグバンから未来予想までを300ページ程度にまとめている。産業革命以降の歴史を少ししか取り上げていないのが面白い。
宇宙はベージュ色
人類ができてからの合計は1000億人でその1割弱が今いる
時間軸とスケールが壮大過ぎて想像すると自分の悩みがちっぽけに感じる。
Posted by ブクログ
生きてるのが辛いならこれはいいよ! 宇宙のでき方から始まるこの本は、自分がどんな奇跡で生を受けたのか?も考えさせてくれる内容だった。
そんでもって、身の回りで起こる出来事はマジで些細すぎることを感じさせてくれる!
Posted by ブクログ
宇宙はどのように生まれたのか?
生物はどのようにして誕生したのか?
恐竜はなぜ絶滅してしまったのか?
自分の知りたかったことが、この本に書かれていた!
扱われている単語は少し難しいものの、歴史の流れの描かれ方がかなりわかりやすく、勉強になる本だった!
歴史に興味がある方はぜひ読んでみてほしい!!
Posted by ブクログ
ビッグヒストリーという、ビッグバンから現在そして未来までを、様々な研究分野を包含して俯瞰した歴史書
複雑、蓄積、集団学習ということをキーにまとめられているが、ここまでマクロ的な視点は珍しくて興味深く勉強になる
部分的に知っていると思っていたことも、時間的にも空間的にも大きな視点で捉えると、ほとんど知らなかったと思わされる
Posted by ブクログ
138億年前のビックバーンによる宇宙誕生から
宇宙史、地球史、人類史に至るまで、満遍なく触れているが、どの章もとても読み応えのある内容だった。
Posted by ブクログ
自分が生きる世界からズームアウトして、「宇宙の起源から生命の発現、社会化、テクノロジーの発達、未来の予測まで」をエネルギーフローの複雑さという切り口で網羅している本。
人生観が変わったと共に、様々な分野の興味にも繋がる良い経験だった。(宇宙学、天文学、地質学、考古学、生物学、社会学、経済学など)
Posted by ブクログ
宇宙の始まりから何億年も先の未来まで一気に駆け抜けるスピード感のある本だった。何十億年もかっ飛ばす序盤はテンポよく展開して読みやすく、内容にもとても興味惹かれた。
村が出来てからは階級が出来たり、常に誰かが嫌な思いをしていて、人間の嫌なところを見せつけられた感じ。
全体を通して知らないことをたくさん知れて面白く読み切れた。
Posted by ブクログ
地球史も、生物史も、人間の歴史も、全ては『熱力学第二法則』で説明できる
それは、複雑さが増す方向に進むということで、それを進歩と思っているのは人間だけなのかもしれない
そして、あらゆるものが複雑さを増すときには破壊が生じるのだ、、、
Posted by ブクログ
面白かった。知っている知識が多かったがそれをビックバンから超未来まで一気に体系だって語られており、わかりづらい言葉や計算式は一切出てこない素晴らしい書籍。
めまいがするほど壮大な物語とあるが、まさにその物語の主人公が自分であり、自分が宇宙の一部であることを感じることができる。そして宇宙=自分を見つめ認識することが出来る唯一無二の存在である人間として生まれた奇跡に感嘆するしかなくなる。
Posted by ブクログ
ビッグバンで宇宙が始まってから138億年。ここからの歴史をわずか3~4時間の読書で駆け抜けようというのですから、なるほど「早回し」です。
前半は宇宙や天体の話なので「科学」、後半は人類の「歴史」の話ではありますが、分断されることなくすっと頭に入ってきました。
特に、前半の宇宙論や地球の成り立ちは、いわゆる歴史を扱った本では触れられない点でもあり新鮮でした。ビッグバン以前は時間や空間の概念が無いと説明され、不思議な感覚になったことを覚えています。
他にも、宇宙や地球の作られ方や生物の歴史、有史以前の人類、そして宇宙の最後など、一本の時間軸を通してみた場合、普段はなかなか接することがない情報が多く、知的好奇心を満たしてくれる一冊となっています。
とはいえ難しい本はなく、物語としても楽しめます。こういった科学や歴史に魅かれる方は手に取ってみてはいかがでしょうか。
ビッグバンで宇宙が始まってから138億年。
天の川銀河が生まれてから135億年。
地球が生まれてから45億年。
生命が発生してから38億年。
人類の祖先が発生してから1000万年。
ホモ・サピエンスが出現してから31万5000年。
農耕が始まってから1万2000年。
Posted by ブクログ
おもしろくて一気読みしました。
宇宙誕生から今の世界までの歴史、超未来までが書かれています。
壮大なスケールの歴史物語で、大変楽しく読めました。
歴史好きにはおすすめの本ではないでしょうか。
Posted by ブクログ
タイトル通り、宇宙の始まりから現在、未来予想までの
138億年間を300ページほどにぎゅーっと圧縮した本。
かなり端折っていますが、よくこのボリュームに
まとめたな、、というのが正直な感想です。
一般的に、「歴史」というと、人類が始まってからを
イメージすると思いますが、
この本では、宇宙の始まりからスタートしているので、
序盤は物理の話が中心。
その後、生物の進化の話になって、
人類がい出現して歴史になっていくという
理系と文系の融合した本の構成になっています。
各時代についてはそんなにページ数を
割けている訳ではないので、
この本で大まかなあらすじを理解して、
自分の興味ある時代を深堀していくイメージでしょうか。
それがこの本の正しい使い方なのかもしれません。