【感想・ネタバレ】新! 店長がバカすぎてのレビュー

あらすじ

三年ぶりに吉祥寺本店に店長として復帰した山本猛は張り切るが、相変わらず人を苛立たせる天才だ。それでも部下の京子は新人作家の才能に打ちのめされ、好きな作家の新作に心躍らせ、時には泣き、笑い、怒り、日々戦っている。スタッフや作家の大西先生や小料理屋を営む父親などの応援を受けながら──。思いっきり楽しんだあとに小説と書店の未来を、仕事の意味を、生きる希望を改めて深く考えさせられる、二〇二〇年本屋大賞ノミネート作品の第二弾。(解説・大九明子)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前作を読み終えた勢いのまま読み始めたこの本。
途中までは正直、面白いけど、やっぱり前作を超えることはないかなーと思いながら読み進めていた。
第五話で店長目線の話になったとき、これまで繰り返し“ステイフーリッシュ・ビッグパインで第五章で主人公が変わるのがすごい”ことが書かれていた事を思い出して感動した。この本でも第五話でそれが起こった!これか、この本の仕掛けはこれだったのか…!と。
そして第五話の中で出てくる丸谷武智くんを並べ替えると竹丸トモヤであることに気づいた時には鳥肌が立った。え、店長、竹丸トモヤと友達だったんだ…!と。
それだけで感動しながら読んでいたのに、最後は山中多佳江さんがステイフーリッシュ・ビッグパインの著者だったなんて!!!
そんな感じで今回も素直にこの本の思惑通りの反応をしながら楽しく読みました。
店長はまだまだ計り知れないものがあるので、今後も楽しく振り回されたい。
でもまずはもう一回この本を初めから読み返したいと思います。

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2025年12月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

前作続編の今回は、京子が単に「ガルルッ」と怒る場面ばかりではなく、新社長と恋に落ちるのでは!?と連想させるシーンや、京子が店長を打診されるシーンもあり、新たな展開を感じさせるストーリー性が読んでいてとても面白かった。
京子と山本店長の掛け合いも相変わらず好きだし、更なる続編もありそうな終わり方に、まだまだこのシリーズの目が離せないな〜と思った♪

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2025年07月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

店長がバカすぎて、の続編、相変わらずイライラ
させる店長を取り巻く書店の面々、特殊な人たち
が多すぎる、前作同様少しばかりのどんでん返し
を用意しているが、作中で谷原京子が新社長から
新店長に推薦される下りが会社組織の癖に本人に
しらせないという綱渡りをしている
かように構造的に無理があり、作中人物も100%
の好感が持てるキャラじゃないので軽く読むのに
いい本です

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一作目よりは胡散臭さがなくて良かったかなと思いますが、同じような内容だったのでマンネリ感が否めない…
あと主人公の自意識過剰と言うか、思い込みが激しいところが個人的に苦手です。でも店長視点の章が話の流れが変わって面白かったので良かった。

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2025年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 『店長がバカすぎて』同様、傑作コメディだった。
 またまたアナグラムがどんでん返しを巻き起こし、最後は第三弾を予感させるシーンで終わった。
 書店員という仕事が、小説家や編集者より目立たない仕事ではあるものの、たくさんの人に本を届ける良い職業だと思った。

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2025年06月02日

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