あらすじ
バカがいるのではない、バカはつくられるのだ! 人気サイエンス作家がバカをこじらせないための秘訣を伝授。学生にも社会人にも効果テキメン! カタいアタマをときほぐすやわらか思考問題付き。新装版。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
最終章は、大人(仕事している人)でも参考になる部分があるかもしれない。しかし、大部分は中高生向けの内容だと思う。自分がどういう集団に属すか、ある程度のレベルを求めるならば勉強しなければならない、というお話がメインだった。
途中、因数分解を習う意味、直接仕事に生きない可能性の高いことを学習する意義、などが話題になるが、これらをすでに成人した、あるいは働いている人が理解したところで手遅れ感が否めない。
英語の重要性もそう。専門性を高める話も同様に、学生ならギリギリ間に合うかもしれないが、勤労がある者にとっては耳に痛い話が多い感じた。
Posted by ブクログ
自己イメージって大事なんだな。周りからバカだと思われてると思ってると本当にバカになってしまう。
いわゆるバカだと思われている人も、本当はバカじゃないのかもしれない。ただ、その他大勢とは異なるコンテクスト、前提条件に気づいているためにバカだと思われているだけということもある。
仕事の会議で考えると、コンテクストをしっかり共有しておかないと有意義な議論はできないし、大事な意見も流されてしまうこともあるんだろうな。
自分をバカだと断じることも、浅い部分だけ見て相手をバカだと断じるのも気をつけるべしか。
フィードバックがないとバカになる。
大学教授を例に取っている。ある特定の領域では極めてアタマが良い。しかし、実社会からのフィードバックを受けにくいため、つまらん授業をし続ける教授がいる。人から注意を受けられるってのは幸せなことなんだな。そして歳をとるほどフィードバックを受けにくくなるから、若いうちに色んなことに挑戦すべし。
数学は物事を抽象的に考える訓練となる。
数学は数学としか考えたことがなかったので目から鱗だった。
図にして頭を整理する。
発表原稿なども絵にすると、柔軟に発表できる。
努力と成果の関係は直線じゃない。ある時突然成果が出ることがある。
しばらくはなかなか成果が出ないが、踏ん張りどころだ。
挫折しそうになったらこのことを思い出そう。