あらすじ
――俺を捨てるなんて、許さない
利害一致の俺様弁護士と契約結婚!?
大学生の百々は父親に借金を背負わされ絶望していた所をやり手の美形弁護士の遥に救われる。彼は百々を助ける為に籍を入れ法律上の夫となった。百々は彼を好きになるが、彼からはペットとしか思われていない。二十歳の誕生日に玉砕覚悟で遥に迫ると「自ら喰われにきたんだ。こうなっても仕方がないよな」予想外に積極的で甘く、情熱的に愛され始め!?
感情タグBEST3
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クレイン先生の珍しい現代もの
いわゆるスパダリものですが主人公たちの生い立ちが辛いものであり、そこから立ち上がっていく力強いお話でもありました。自己肯定感の低いモモが第二の人生は人に恵まれて本当に良かったです。
作家さん買い
久しぶりの現代物でしたが安定の面白さでした。
現代物の方がコメディタッチに感じて読みやすいかもと思いました。
ヒロインもヒーローも生い立ちというか家庭の不遇はそれぞれに中々重いのですが、悲惨さからいうとヒロインの方が酷いかな。
法治国家ではあるが、正しく権利を主張し行使する知識がないと全然助けにならなんだよな法律って…と改めて思わされました。
ヒーローがどのタイミングでヒロインに惚れたのかと思ってましたが、ヒーロー視点を読んで泣きつつも笑ってしまった。
ヒーロー女友達の検事さんも良いキャラでした。