あらすじ
――俺を捨てるなんて、許さない
利害一致の俺様弁護士と契約結婚!?
大学生の百々は父親に借金を背負わされ絶望していた所をやり手の美形弁護士の遥に救われる。彼は百々を助ける為に籍を入れ法律上の夫となった。百々は彼を好きになるが、彼からはペットとしか思われていない。二十歳の誕生日に玉砕覚悟で遥に迫ると「自ら喰われにきたんだ。こうなっても仕方がないよな」予想外に積極的で甘く、情熱的に愛され始め!?
感情タグBEST3
匿名
泣き笑い
父はATMで息子はGPSに爆笑でした!さりげなく小ネタを仕込んでるので、くすくす笑いながらテンポ良く一気に読めました。
ヒロインの不幸要素てんこ盛りからの逆転も好みでした。
クレイン先生の珍しい現代もの
いわゆるスパダリものですが主人公たちの生い立ちが辛いものであり、そこから立ち上がっていく力強いお話でもありました。自己肯定感の低いモモが第二の人生は人に恵まれて本当に良かったです。
珍しく読ませていただきました
他の方も言われてますが、先生の現代物は珍しく新鮮に読まさせていただきました。
どうみても、ハイスペックなスーパーヒーローなのに、モモに必死になっているところが可愛くて面白かったです。
親にあんな扱いを受けると、愛情を受けずに育つと、こんなにも自己評価が低くなってしまうのかと切なくなりました。やっぱり、どんな時も愛情に包まれて過ごすことができると、正しく生きるのかなと、自分の周りを改めて見るキッカケにもなりました。
作家さん買い
久しぶりの現代物でしたが安定の面白さでした。
現代物の方がコメディタッチに感じて読みやすいかもと思いました。
ヒロインもヒーローも生い立ちというか家庭の不遇はそれぞれに中々重いのですが、悲惨さからいうとヒロインの方が酷いかな。
法治国家ではあるが、正しく権利を主張し行使する知識がないと全然助けにならなんだよな法律って…と改めて思わされました。
ヒーローがどのタイミングでヒロインに惚れたのかと思ってましたが、ヒーロー視点を読んで泣きつつも笑ってしまった。
ヒーロー女友達の検事さんも良いキャラでした。
面白かった
作者さん買いです。珍しい現代モノでしたがさすがクレインさん!面白かった。
ヒロインの父親がクズすぎて、本当に弁護士の彼と幸せになって良かった…
自己評価の低いヒロインや、周りの人物像などが、あぁ…わかる…と思いながら読みました。
結婚って?と色々な解釈や在り方があって答えが出ない問いかけを軽く投げかけるような文章と、でもすっきり幸せにおさめるストーリーが、やっぱりクレインさんのお話好きだなぁと思いました。
泣いた
作家さん買いです。
もう素晴らしいとしか言いようのないお話でした。
様々な法律のこと、クレイン先生がきっと頑張ってお調べになったのだろうとしみじみし、そうよね理不尽がいっぱいなのよ民法💢と思いながら読みました(私は法律関係の記事の校正をしています)。
遥の激重ぶりと、モモの苦しみの一方でもつ変な軽やかさがなんとも言えず、つい泣いちゃいました。
これからも何度も読み返すお話になりそうです。
ありがとうございました。