【感想・ネタバレ】神と王 主なき天鳥船のレビュー

あらすじ

「世界の謎」を追う神話ファンタジー、待望の3巻!

命を生む正神『スメラ』の手がかりを求めて
泛旦国を訪れた琉劔たちは、
弱冠15歳で王座についたダギと出会う。

瑞雲と旧知の仲だったダギは再会を喜ぶも、
彼は尾をもって生まれたため「狗王」と蔑まれ、
母親である王太后からも疎まれていた。
しかも、彼が即位した経緯には不可解な点があって……。

はるか南方の国で琉劔たちの旅は
思わぬ方向に大きく動き出す――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

今回の主人公は狗王と呼ばれ差別される1年限定のマザリモノ、ダキ。純真無垢の悪である王太后、彼を差別せず扱う女官の浬灑(りしゃ)、最後までマザリモノが王になることを反対していた兵部の蜂畿(ほうき)、王宮を取り仕切る趠砂(たくしゃ)、近衛司の景姜(けいきょう)ーー様々な人の思惑が複雑に絡み合いながら、神々を隠す御簾がほこ綻び、スメラの正体がわずかに示された巻。

最後の数ページを読んだ瞬間、咄嗟に「そういうこと!?」と叫んでしまった。
考えられる可能性は2つ、それが過去か未来かで変わるがーー個人的にはおそらく過去の出来事ではないかと思っているがーーいずれにせよ続刊での答え合わせが楽しみである。

0
2024年09月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ちょっと待って!
なんてところで終わるの!終章の意味は?!
続きが気になる!
スメラは皇尊のことなのか。えー地球に帰れるって何??きになるー!
面白くて一気に読んでしまった。
後半の勢いが凄まじく本当に読むのが止まらなかった。
にしてもハンタン国はリシャの言うように気持ちの悪い國だ。その中でダギはなんていい子なんだろうか。
王皇后が恐ろしすぎる。
こーゆーのが1番タチが悪い。天罰だな、あれは。

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2024年05月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

泛旦(はんたん)国の新王ダギは“まざりもの”で「狗王」と呼ばれ、国民に蔑まれています。スメラの謎を追いかけて泛旦国に来た琉劔達。
なんとダギは瑞雲の知り合いで ―― 。

民の生活が信仰と密接で、国によって崇める神様が違います。
“まざりもの”だったため母に捨てられたのに、王の死後、突然呼び戻され新王になったダギ。琉劔はそんなダギに過去の自分を重ねてみます。
実はダギの母、王太后にはある企みがあってダギを呼び戻したのです。

事件の後の泛旦国がどうなってしまうのか、今まで登場したどの国よりも心配してしまいます。

そして、スメラの謎。続きがとても楽しみです。

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2025年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

尻尾が生えているが為に、国民から「狗王」と呼ばれる15歳のダギ。生い立ちもさることながら、次々と明かされる自分の立場が切なかったです。
王宮での思惑が交差して、それでも仲間が居てくれるのが救いでした。

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2024年07月09日

匿名

ネタバレ 購入済み

面白い

終章を読んで、え⁉️ お話の中の国はどこ?となります。
本編では架空の国々のお話と思って読んでいたので 最後にびっくり。
ここから どうつながっていくのか楽しみです。

#ドキドキハラハラ

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2024年06月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

泛旦国(はんたんこく)の新王の章。
スメラの伝説を追いながら、思い掛けず、天鳥船(あめのとりふね)についても解ってしまう。

ダギをめぐる王太后の企みと真実を知った後のダギ決断。王の素質と国のその後も見えるような気がする。

ファンタジーが強く読み難い巻もありますが、この巻はサクっと読めました。狗王(いぬおう)、面白かったです。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とーっても面白かった。
終章を読んで、さらにドキドキした。次も楽しみ。
追記
そういえば、日本には「天皇」を「すめらみこと」と読んでいた時代もあるよね。最後の所で彼らが地球から来たらしいことが分かったけど、スメラはもしかして天皇的な存在を比喩していたり。

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2024年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

瑞雲,琉劔,日樹の3人はスメラ伝説を探して旅をしている.瑞雲の知り合いだった泛旦国の国王ダキは尻尾のある混ざりもので,国民や家来から疎まれていた.泛旦国のお家騒動と人々のルーツに関わる大事なことが見え出した巻.

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2024年07月09日

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