あらすじ
ふれる春。咲く恋。
「おかえり、ヴェラ」
ヴェラの前に姿を現した春の精霊フリューリン。彼はヴェラの出生の秘密と不思議な力の正体を明かす。その真実は、王国の歴史でも類をみないほどの大スキャンダルで!?
そして、フリューリンに背中を押され、アランからの愛の告白にも向き合うと決心するヴェラ。そんなヴェラの前に、元夫のカロル王子が再び現れる。「きみが傍にいてくれたらよかったのに」それは予想だにしない、自らの過ちを認めたカロルからの未練の言葉だった。
二人の王子からの想いを受けて、幸せをつかむためにヴェラが踏み出す新たな一歩とは!?
大人気作品ノベライズ、第二幕!
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
晴天と曇天
関係がどんどんよくなり、穏やかに過ごせてると思ったのに、最後で不安な爆弾落とす内容!3巻が待ち遠しすぎます。
ヴェラの優しさ、アランの孤独さがいいように合わさって素敵な作品です。1巻より2巻!と話が進むにつれて、疑問が解決するのに、新たな問題がでてきてのめり込んでしまいます。
関係者4人の成長
1巻の反省を踏まえて、関係者4人がそれぞれ幸福に向けて行動する話でした。じわじわと良さを感じる話です。反省を生かして行動を改めるのはなかなか出来ない事ですが、勇気を出して歩み続ける4人の幸せを願うばかりです。
またまた
次回に続く、でおわりました。とても理不尽な離婚から立ち直り、幸せを感じている状態から不穏な動きに巻き込まれそう。主人公たちの心の動きや成長が丁寧に描かれて面白いのですが、個人的にはこの終わり方嫌いなんですよね。なので、次巻購入は微妙。