あらすじ
魔道具開発の才能を買われ、王命により王太子・ウィルバートの妃となったロザリア。大切な家族と民のため、陰ながら国を支えてきたけれど、愛妾に執心するウィルバートから「お前を愛するつもりはない」と宣言されてしまう。白い結婚のまま『誰にも愛されない妃』と揶揄され続けて6年――愛妾の懐妊を機に名ばかりの妃生活はあっけなく終了。無慈悲に離婚を命じられるが…ようやく自由を手にしたロザリアの心は羽のように軽かった!
長年支えてくれた執事のアレスとともに、ロザリアは国を去ることに。アレスの提案で彼の故郷へ向かうと、そこは文献でしか知らない竜人の国・ラクテウス王国だった。
『番』と呼ばれる唯一無二の伴侶を持ち、人知を超える存在といわれる竜人――。膨大な魔力を有する謎に包まれたアレスが竜人だったと知り納得するロザリアだけど、どうやら彼は他にも秘密があるようで…!?
追放から始まる、自由気ままな第二の人生がスタート♪捨てられた妃の大逆転劇、ここに開幕!(この作品は電子コミック誌Berry’s Fantasy Vol.51・52・54・56掲載の1~4話を収録しております。重複購入にご注意ください)
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匿名
地方の貴族令嬢であったロザリアは、幼い頃から魔道具開発の才能を発揮していた。
その能力を買われ、王命により王太子ウィルバートの妃となった。
半ば無理矢理な婚姻であったが、大切な家族と民のため、気持ちを抑え、国を支えてきた。
しかし、優秀なロザリアに嫉妬し、努力もせず愛妾に執心するウィルバート。
白い結婚のまま、6年も耐えてきたある日、愛妾の懐妊を機に離縁を言い渡される…。
幼い頃から仕えてくれた執事のアレスと共に国を去り、アレスの故郷である竜人の王国ラクテウスへ向かう。
国防まで一手に担う敏腕魔道具開発者で不遇王太子妃ロザリアがドアマット期間中から執事アレスに何くれと無く甲斐甲斐しくお世話されまくってて、むしろ盆暗王太子ウィルバート側からの離縁待ちというシチュ、そこからぬるっと達成して颯爽と逃げ去るところがスカッとしました。
展開早くていいよー、2巻目からイチャコラしまくるアレスが想像に難くないw
嘘をついているのでは…
いつも王太子は愚かだな…と。
変なプライドを持って、自分が相手を敬い、誠実な対応を取らないくせに、相手には自分を敬うように要求するし、蔑む…腹立たしい。
あの愛妾の女も本当に懐妊したのか怪しいところ。次巻でどうなるのか。国王は何に激怒しているのかな?
匿名
面白そう
まさかの昔救って執事となった竜族の番で?王子の婚約者だったからずーっと想いを隠して尽くしてくれてた?しかも、王子はずーっと糞みたいなろくでなしだし、ロザリアもだけど、よく耐えたなー。続き楽しみです!これから王子は、コテンパンに絞られて政務にも支障をきたして雁字搦めになってザマァ展開欲しいですね!
賢明な判断
良かったと思うよ?
あんな雑な扱いに、もっと怒っても良かったくらいだからね!
そして、運命の番と、仲良くね!
でも続き気になる!
まだこれから
王命のため王太子と結婚したヒロイン。しかし王太子には愛する人が別にいて白い結婚でした。そんな中でその愛妾が妊娠し離縁を切り出され、ずっと側にいた侍従と国を出ます。実は侍従は竜人でヒロインはその番。これからドロドロに甘やかすとの宣言を受けたところで終わった感じです。
他の竜人設定よりヒーローがマイルドです。番設定なのでもっと執着するのかと思ったのですが、ヒロインが結婚していたあたり理性的なヒーローでした。これからに期待します。