あらすじ
【フリル、リボン、ハイヒール…
オジサンだけど、好きだと言ってみたかった。】
「中年男性と人形、秘密の箱庭。」
ーー居場所を失った人々を集め、
アンドロイドとして出荷するヒューマン・エレクトロニクス社。
性玩具としてプログラミングされたキルトは
裕福な中年男性・朝柊(あしゅう)に購入される。
性欲にまみれた日々が始まるのかと思いきや、
朝柊はキルトをフリルやリボンのドレスで着飾るだけ。
可愛いものに埋め尽くされた空間で過ごす2人の不思議な時間。
しかしそれは朝柊の息子・真昼(まひる)との出逢いで、崩れていくーー。
※本作品は単話配信しているものに、加筆修正・描き下ろしを加えたコミックス版です。重複購入にお気をつけ下さい。
感情タグBEST3
残酷で身勝手な人間を嫌悪
人として生まれなかった命を、ラブドールという性処理の道具にする醜悪さ。そのラブドールを自分の欲望のままにインプットする身勝手さ。そして、必要なくなったり、理想と違う形になったいう理由で廃棄回収する。そんな気持ちの悪い人の欲望を、キルトの無垢が際立たせる。人とはかくも醜悪でおぞましい生き物なんだと改めて思う。絵のタッチがフワフワとしているので明るさを感じるが、内容はただただおぞましい。
途中から苦しくて涙が止まらない
これはぁ😭 上巻、途中から苦しくて涙😭 朝柊、とてもいい人だし、キルトが幸せに生きていく道はそこにあったはずなのに。
いや、真昼に無意識下で恋をしてしまったときから、朝柊との幸せな時間は終了していたのか…。
もぅ、ほんっとキュプラ、なんなん!😤 あいつが余計なことしなければ!と思えて仕方ない上巻でした。
キルトの育ての親である先生の活躍が下巻で見られるのかな?
これ、機械ドールじゃないと思うと、ほんとひどい世界線すぎて辛い。