あらすじ
生まれつき身体が弱く『死にかけ令嬢』と呼ばれる侯爵令嬢カーリンは、両親に大切に育てられた”超”の付く箱入り娘。それなりに健康になったものの、若い男という生き物をまったく知らずに育ってしまった…。結婚適齢期になり、父からのお見合い話に食いつくが、お相手は騎士団長である父の部下ゲラルド。曲がったことが嫌いで『鋼鉄の定規』の異名を持つ彼は、騎士には珍しく頭脳派で硬派な男。なんとお見合いの席で「私は女性が嫌いです」と言い放つ。さらにカーリンの「では、殿方が好きということですか。奇遇ですね、わたしもです!」という斜め上かつポジティブな理解が加わり、ふたりで『理想の殿方』探しを始めることになって……!?
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匿名
ヒロインが箱入りですがヒーローに対して積極的に話しかけていてラブに行くのかなと思ったらヒーローの女性は嫌い発言で斜め上の行動を取り始めようとするヒロインが面白かったです。
ゲラルド
ゲラルドがカーリンとのお見合いの場にやってきました。最初は彼女の両親も同席していましたが、意外にも彼女は積極的で、ゲラルドを庭に誘い出しました。2人でいろいろ話すうち、ちょっといい雰囲気になってきました。そんな彼女は思い切ってゲラルドにどんな女性が好みかと尋ねると、返ってきた答えは「女性が嫌い」というものでした。普通ならここでショックを受けるところでしょうが、ゲラルドは男性と結婚したがっていると曲解した彼女は2人で理想の殿方を探しましょうと言いました。やはりお話があらぬ方向に動き出しましたね。