あらすじ
生まれつき身体が弱く『死にかけ令嬢』と呼ばれる侯爵令嬢カーリンは、両親に大切に育てられた”超”の付く箱入り娘。それなりに健康になったものの、若い男という生き物をまったく知らずに育ってしまった…。結婚適齢期になり、父からのお見合い話に食いつくが、お相手は騎士団長である父の部下ゲラルド。曲がったことが嫌いで『鋼鉄の定規』の異名を持つ彼は、騎士には珍しく頭脳派で硬派な男。なんとお見合いの席で「私は女性が嫌いです」と言い放つ。さらにカーリンの「では、殿方が好きということですか。奇遇ですね、わたしもです!」という斜め上かつポジティブな理解が加わり、ふたりで『理想の殿方』探しを始めることになって……!?
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楽しい
メガネヒーローが嫌いじゃなければぜひお勧め。
ヒロインが世間知らずと言ってもイラつかせる嫌な感じじゃなくてとても可愛い。
1話はお母様の「愉快」発言も面白かった。
セサル侯爵の娘カーリン
ラウハラ王国の騎士団長セサル侯爵の娘カーリンは生まれつき病弱でしたが、医師リンファにより生きながらえ20歳になりました。幼い頃から屋敷の外に出たことがなく、巷では「死にかけ令嬢」と呼ばれていました。そんな彼女に父の侯爵が見合い話を持ってきました。二つ返事で承諾した彼女でしたが、お相手は「鋼鉄の定規」と呼ばれているゲラルドでした。これから「死にかけ令嬢」と「鋼鉄の定規」のドタバタが始まりそうな予感がします。