【感想・ネタバレ】陰陽師0のレビュー

あらすじ

若き日の安倍晴明が事件に挑む! 話題映画のノベライズ

【映画『陰陽師0』2024年4月19日公開 主演・山崎賢人】

鬼や霊が跋扈する平安時代。呪術の才に長けた学生・安倍晴明(あべのせいめい)は、貴族の源博雅(みなもとのひろまさ)から「ある怪異を鎮めてほしい」と頼まれる。女王を悩ます金の龍や、若者の奇妙な死を調べる中で、晴明は都を脅かす邪悪な呪いに巻き込まれていく。実在した陰陽師、安倍晴明の生誕1100年を迎え、人気シリーズを原作にした呪術エンタメノベライズ。

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Posted by ブクログ

映画で公開の予告を見て是非映画も見たいし、原作も読もうということで手に取りました。
本シリーズ一作目の陰陽師は読んでいたので、あの二人が慣れはじめがどうなるのか、知ることができてよかったです。
ストーリーも面白くて、映像として映画館で見るのが楽しみです。

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2024年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

おもしろくて、一気読みだった。
元々陰陽師には興味があり、帝都物語の頃から好きなのだ。
特に安倍晴明は大好きだ。
なのに、なかなか読む機会がなく、すでに18巻まで出てしまっていては、今更手を出すこともできずにいた。
0が出たことを知って、これは読むしかない。
多少苦手な描写はあるが、もうスラスラと読めた。
意識に何層もかけていく暗示が、難しいが、そこを理解しないと、うまく話が進まないのだ。
学生達がたくさん亡くなったのは、とても痛ましかった。
意識下の闘いでも取り込まれてしまうと、命を落としてしまうのだなぁ。
助けてあげてほしかったなぁ。
ラスト一番悪い奴は、晴明が手を下すより、悪事を白日の元に晒してやればよかったのに。
晴明が負うべき責ではないと思った。

少し疑ってしまったのだけど、養父の判断は素晴らしかった。
こういう人間が学校の長となれば、もっとよい学校になるだろう。
続き18巻読みたいけど、しばし我慢だ。


2024/05/13 22:00

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2024年05月14日

Posted by ブクログ

陰陽師系の入門小説という感じ。
読みやすく、分かりにくい単語(歴史物ならではの)が無く、小学生や中学生からでも読める。
ストーリーはよくある感じだが、ファンタジーものが好きなので楽しんで読めた。
犯人像や恋愛面も意外性は無いが、王道ものもたまには良いなと思った。
晴明かっこいいなぁ。

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2024年10月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

安倍晴明がまだ学生の頃,源博雅との出会いやお互いを信じるようになった事件,そして両親を殺した犯人を突き止める.映画の脚本とのことでエンタメ要素がたっぷり.

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2024年09月18日

Posted by ブクログ

 まだまだ若くて青い晴明&博雅のお話。映画脚本なので派手で画面映えする演出、かつ、シンプルストーリーのエンタメ特化という感じ。その分、本家陰陽師の妙味である淡々とした空気感が損なわれているのが残念なところ。

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2024年07月31日

Posted by ブクログ

若く覚醒する前の安倍晴明が描かれている。
分かりやすくするためか、現代的な感じあり、違和感が少しあった。
雰囲気が違うので、莫さんの「陰陽師」とは、別物と考えた方が良いかもしれない。
映像は違っているかもしれないが、自然や自然現象への興味や畏敬が少ない気がする。

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2024年06月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画の予習として。

予想以上に「現代的に」描かれた陰陽師であり安倍晴明だったと思う。
物事を捉える視点に現代人なら違和感のない、恐らく平安時代当時の人ならそうは考えなかっただろうという視点が入ってくるので。
ファンタジーよりサイエンスな雰囲気。
超常現象が起こっても、当の晴明本人が「それは催眠術だ」「暗示だ」「思い込みだ」「心の中でのことだ」(意訳)と呪について冷静に現実的に解釈していくし、他のキャラも「怨霊なんていない」「信じている人もいるが自分は信じない」「そんなのを信じる方が馬鹿だ」スタンスの人が多いので、正直戸惑った。
超然としていた夢枕獏先生の晴明より余程現実的な、現代的な青年晴明。
その乖離が違和感となって付きまとう。
夢枕先生の『陰陽師』の派生作品としなければその乖離を無視できるんですけど。
そして現実的な解釈をしながらも、終盤に超常現象が起こりまくるという。
でもそれも前述のムーブかまされているので「ああ、はいはい、これ現実ではないんですね」と思ってしまうし。

ラスボスとの対戦で見せた技は「本物」だったということなのか。
ラスボスを倒すのに大御所持ってきたのはテンション上がったけども、正直夢と現の境が分かりにくい話だった。
映画だともっと分かりやすくなっているだろうか。

あと、博雅様は両思いなのに(また)結ばれないのかと切なくなった。
彼の恋はなかなか報われませんなあ。

【追記】
映画観てきました。
びっくりするほどノベライズのまんまの映画なので、気になる人は本を読んでから合う合わないを判断した方がよろしいかと。
個人的には夢枕獏先生の『陰陽師』の世界観ではないと思いました。
ただの陰陽師ものとして見る分には解釈が現代的でありだと思いますが。

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2024年04月21日

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