あらすじ
完璧令嬢と名高いグランデ伯爵家長女・フォルティアナ(ティア)は、社交界デビューの舞踏会で侯爵家の婚約者を巻き込み大転倒。
激怒した侯爵家から婚約破棄を申し渡される。
2年後の舞踏会の夜、ダンスを猛練習したものの男性からの誘いがなく耐えきれずに会場を抜け出すと、そこで彼女が「光る人」と呼ぶ幽体状態の青年と出会う。
事情を聞いた彼はティアを優しくダンスに誘うが、実はその正体は…!?
一方、元婚約者も不器用ながらティアに想いを寄せ続け、求婚を巡り三角関係に。
愛されながらも気づかない、天然令嬢の溺愛ロマンス!
感情タグBEST3
光る人の儚くて寂しそうな存在は気になりますが、ハーネルドも、あれわざわざ寒いからとティアを気にかけての事なんだよね、不器用なヤツめと不憫になります。
リヒト
フォルティアナにはこの男性が光って見えました。彼女がこの男性に思いのたけを伝えると、その男性は彼女をダンスに誘ってくれました。楽しい一時を過ごしたあと、彼女は自分の名前を名乗りましたが、男性は自分の名前が思い出せないと言いました。そこで彼女はこの男性のことをリヒトと呼ばせて欲しいと言いました。それ以来、彼女は王城でパーティーが開かれるたびに会場を抜け出してリヒトに会いに来ました。でもリヒトは王城から出ることができないようでした。リヒトとの楽しい時間は瞬く間に過ぎ、冬が近づいてきました。そしてあるときリヒトに会おうとしているところをハーネルドに見つかってしまいました。彼女はこの場をどう切り抜けるのでしょうか?