【感想・ネタバレ】はじめてでもここまでできる Stable Diffusion画像生成[本格]活用ガイドのレビュー

あらすじ

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【画像生成AI Stable Diffusionの使い方と注意点がわかる!】
Stable Diffusionは、無償で利用でき、ユーザーのPCで自由自在に画像生成が可能な画像生成AIです。
本書では、Stable Diffusionに初めて触るビギナーにもわかりやすくその使い方を一から解説し、さらに画像を作り込むうえで欠かせない拡張機能、オリジナルキャラクターをAIに覚えさせるLoRAの作成方法といったStable Diffusionを使いこなすうえで知っておきたい知識までを網羅して解説します。
さらに画像生成AI、とくにStableDiffusionを利用するうえであらかじめ知っておくべき著作権に関する知識について、アーティファクト法律事務所の弁護士水口瑛介氏が解説します。


■こんな方におすすめ
・Stable Diffusionによる画像生成に実際に取り組んでみたい方
・Stable Diffusionでより思い通りに画像生成をしたい方


■目次
●第1章 Stable Diffusionの基本
はじめに
Stable Diffusionの動作環境
環境構築とWebUIのインストール
WebUIの通常インストール
簡易インストーラー「Stability Matrix」
WebUIの日本語化
txt2img機能を使用した画像生成
画像生成のパラメータ
●第2章 プロンプトを駆使した詳細な画像生成
プロンプトとは
タグ方式とCLIP方式
ポジティブプロンプト・ネガティブプロンプトの書き方
強調表現の書き方
プロンプトを修正し、豊かな表現にする
特殊なキーワード
●第3章 快適な画像生成のための環境整備
プロンプトの入力を簡単にする
プロンプトに揺らぎを追加する
Chrome拡張機能でプロンプトブックマークを作成する
ファイル管理ツールで画像を整理する
●第4章 画像生成を極める
高画質化で書き込みを増やす
色塗りの改善
ControlNetで表現力を向上させる
LoRAでオリジナルキャラをAIに覚えさせる
●第5章 画像生成AIと著作権(アーティファクト法律事務所 水口瑛介弁護士)
1. はじめに
2. 著作権法に関する前提知識
3. 生成AIを用いて制作した画像が著作物であるか
4. 第三者が著作権を有するイラストと似た画像が生成されてしまった場合、著作権侵害になるか
5. 自分のイラストが生成AIの学習に使用されることを拒否できるか
6. まとめ
●第6章 プロンプト集
はじめに
パート別プロンプト集
人物以外のプロンプト
制作サンプルとプロンプト


■著者プロフィール
大﨑顕ー:AIイラストに魅了され2023年1月から作成に取り組む。ファンタジー、サイバーパンク、美人画を中心に作品制作。主にStable Diffusionを使い、AIによってもたらされる予期せぬ美しさからインスピレーションを得て作品に生かす。得られた知見をもとにHow-To本の執筆も手がける。

水口瑛介:弁護士。アーティファクト法律事務所代表。東京大学法学部卒。音楽、スポーツ、ファッション、インターネットなどエンターテインメント・クリエイティブ分野の案件を多く手掛ける。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

Stable Diffusionによる画像生成のやり方と、著作権の問題。だいたい分かった。
AIで画像生成してもあまり楽しくなくてやりたいとも思わないけど、やる必要性が生じたときのためにメモ。

Stable Diffusionによる画像生成
・ローカルでプロンプトによる画像生成ができるAIツール
・Stability Matrixというソフトウェアを使えば、画像生成のためのWebUIを簡単に動かせる
・機能拡張をインストールすることにより、日本語化、プロンプトのサジェスト、ゆらぎの追加、思い通りの彩色、表現力の向上などさまざまなことが行える
・Textural Inversion、LoRAモデルをインストールして使用することにより、特定の要素を強調した画像を簡単に生成できる
・LoRAを自分で作ってオリジナルキャラクターを覚えさせることもできる(大変)

著作権
・AIで生成した画像を商用利用することは可能だが著作権に注意が必要
・AI生成画像が著作物に相当するかどうかは個別に判断され、人間の創作的寄与があるかどうかがポイントとなる
・AI生成画像が第三者の画像に似てしまった場合、故意または過失でなくとも、差止請求が認められる(故意または過失でなければ損害賠償請求まではいかない)
・自作の画像がAI学習に利用されるのは拒否しにくい

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2024年09月03日

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