あらすじ
第11回ネット小説大賞受賞作! 町はずれの交差点では、満月の夜にだけ道が一本増える。その先にあるのが不思議な喫茶店「喫茶月影」。悩みを抱える人が招かれるそのお店では、その人だけの、心をほぐす不思議なひと皿が味わえる。柘榴石のグミ、想い出を映すローズマリー・ティー、夜空を閉じ込めたフルーツパンチ、時にはごく普通の一杯のココア。お代? あなたの笑顔です。
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Posted by ブクログ
強い願いや癒しを求める人が満月の夜だけ辿り着ける場所。悩んだり迷ったりしたら、フラフラと散歩したくなる時がある。そんな時、こんな喫茶店に辿り着けたらいいなと思った。普段は見えない特別な方々が正体隠して迎えてくる。なんだか不思議な空間で、食べたり話したりしたら悩みや迷いが解決しそうな気がしてる。だから、1人で悩んだり迷ったりする時間も大切だけど、誰かと会話したり美味しいものを食べたりする時間も重要ってことだなと気づいた。
Posted by ブクログ
読んでいると心が落ち着く、寄り添ってくれるような作品だった。出てくる神様たちがみんな携帯とかカセットコンロとかコンビニとか使っていて、すごく身近な存在を通り越して、本当に近所の叔父ちゃんおばちゃんのように感じた。色んな人にそれぞれ物語があって、自分も神様たちと一緒にそんな人たちを喫茶店の端で見守る一人の常連の神様になったような気持ちになった。なかでも、犬の話が好きだった。
Posted by ブクログ
表紙と題名に惹かれて購入。満月の夜に現れる神様たちの喫茶店。
ご利益のある不思議なひと皿で、人生が豊かになる。出てくる食べ物が神秘的でユニークで、暖かい気持ちになれる作品。
もう一捻り欲しかったかな~ということで星3つ。
Posted by ブクログ
悩みを抱えたお客様。
店主が出す、悩みに合わせた、手間隙をかけたひと皿が魅力的。
話を早く聞きたい、せっかち、発破をかける八瀬と、静かにゆっくり話をしてごらんと促す水瀬。二人のバランスもいい。
店主たちと話したこと、出会い、きっかけで少しずつかわり始める。
次に来店するのは何年も先だったりするのもいい。それからの物語。
最高の笑顔が喫茶月影の代金。
ホロリとする、幸せになるために一歩踏み出すものがたり。