あらすじ
母を亡くした小学校六年生の鳴海翔は、遠い町の祖母の家に預けられた。寂しさをこらえて新しい暮らしに慣れようとするが、そこには一筋縄ではいかない大人の世界があった――。万引きを奨励する母と暮らす大也、狭い家のなかで暴れる父に苦しむ美波、そして親から離れて暮らす翔。大人たちの身勝手さにもみくちゃにされながらも、三人はしだいに心を近づけていく。第12回ポプラ社小説新人賞特別賞受賞作。
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Posted by ブクログ
美波が可哀想すぎた
大人になりきれていない親達にふりまわされる子供達
現実はそうはいかないだろうけれど 3人の未来がまだ明るく照らされているような終わり方でよかった
Posted by ブクログ
普段読まないジャンルだけどプレゼント企画で当たったので読んでみたら、とても良い作品だった。
デビュー作らしいが文体も癖がなく読みやすく、物語に引き込まれてサクサク読めた。
気になった点。
東京の祖母がどうなったのか。
公子さんのことをなぜ「おばあちゃん」と呼ばないのか。翔のように真面目な子なら「おばあちゃん、公子おばあさん」などと呼び分けそうなのに。
敢えてなのだろうけど都道府県の明記がないのでどこが舞台なのかわからない。方言から東北かなと思ったけれど八重浜で検索しないと、東京から新幹線ということしかわからない。
3人の少年少女の描写はとても良かったです。
読後感爽やかでした。