【感想・ネタバレ】春のたましい~神祓いの記~のレビュー

あらすじ

大流行した感染症や地方の過疎化が進んだせいで、「祭り」が行われなくなった地域が増えてきた。これまでは、祭りによって鎮められていた八百万の神々が怒り、暴れだす。この事態に対処するために組織された「祭祀保安協会」の、九重十一とアシスタントの八多岬、怪しさ満点のこの二人組が不思議な出来事を鎮め、荒ぶる神々を処分していく。東北を舞台に描き出す、連作ファンタジック・ミステリー。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

流行病のため、神事や祭事を行わないことにより神であること忘れてしまった神様たちをおさめる祭祀保安協会に勤める九重十一さんと八多岬くんの話

私はつくづく怪異をおさめる仕事をしてる人たちの物語が好きだなぁと思った

九重さんがただ強いだけではなく、自身がしたことへの後悔が心の底にあることがわかり、人間味を感じられてとても好きになった


最後の章でクセが強そうな課長も出てきたし、
八多くんの言霊に囚われている発言も、
九重さんが去るときの鳥の描写も気になるので
これからも続く物語だといいなぁ、と気長に続編を待ってようと思う

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2024年10月14日

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