【感想・ネタバレ】沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一のレビュー

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Posted by ブクログ 2012年05月27日

今まで見知ってきた“弘法大師 空海”のイメージが、ガラッッと変わった

そげん面白か人やったとか スゴかお人やぁ  と♪

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Posted by ブクログ 2011年06月03日

空海のキャラクターが飄々としていていい。
でも、空海と橘コンビが陰陽師の2人とキャラ被ってる…。書きやすい組み合わせなんでしょうな。
橘逸勢なんて日本史でちょっと聞いたことがある程度の人物だったけど、この話での橘逸勢は素晴らしいツッコミ要員で好感が持てた。

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Posted by ブクログ 2015年03月24日

く~! おもしろい!!
そして、空海かっこいい!!!
瓜の話 柄杓の話 猫の話 どれもかっこいいです!
つながっていないようで 話がつながっているんですね。
なるほどねぇ~。と感心。。。
綿畑の話は怖いぞ~。
楊貴妃の話はどうなるんでしょう。
巻ノ二へ続く…

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Posted by ブクログ 2010年11月30日

獏ちゃん先生が書きたかったであろう
空海が唐に渡ったときの話。
獏ワールドが炸裂してます。おもしろい!!

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Posted by ブクログ 2010年06月29日

おもしろかった!
自然の描写がとても好き。色や瑞々しさがせり出てくる感じ。3D映画どころじゃない立体感。

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Posted by ブクログ 2010年05月09日

空海というのがどんな人か…なんとなくすごい人でしょ。
そんなイメージしかなかったのが、この本を読んで、空海に対する興味をそそられた。
もともと陰陽師シリーズが好きなのが、なかなか新刊が出ないので、雰囲気が似てるからと代替的に読み始めた、のが始まり。一度に四冊読んでしまった。
陰陽師シリーズもそうだけ...続きを読むど、夢枕獏氏の書くこの手の話を読むと、自分の世界が広がる感じがする。
仏教に縁も興味もないけれど、「色即是空」とか、「宇宙」の意味とか、そういうことにいちいち感銘を受ける。
ただ妖と陰陽師、法師との戦い(?)とは思わず、晴明や空海の目を通して見る世界を楽しんでいただきたい。
夢枕獏氏の描写は丁寧で、目の前にその光景が浮かぶ。この本の中では、呪詛に使われる動物たちがとてもおどろおどろしくて…想像力の豊かな方は、夜に読むのは避けることをおすすめする。

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Posted by ブクログ 2012年04月21日

陰陽師の読者はマンネリ化を感じるかも。
登場人物と場所が変わっただけ?
でも、この人の”語り”は何処か心地よく読みやすいのは確か。

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Posted by ブクログ 2012年02月09日

『空海の風景』と『餓狼伝』は我が偏愛の書。司馬遼太郎は終生、格闘小説を書かなかったが、夢枕獏は空海を描いた。司馬遼とはまったく異なった書き手である夢獏が空海という日本史における突然変異とも言える孤高の天才をどう描くが興味を持って読む。空海の前半生を省略して物語はいきなり唐の国にて幕を開ける。スーパー...続きを読むバイオレンス伝奇の巨匠が描いたにも関わらず空海が爽やかな青年なのが少し意外。『風景』の空海はもっといかがわしさに満ちていた。脇役が自己増殖して収拾がつかなくなるのが夢獏。はてさて空海は唐の都でどうなることやら。

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Posted by ブクログ 2011年11月06日

読み始めて思うのは、「唐が舞台の『陰陽師』」。
この本の空海と橘逸勢の関係が、『陰陽師』の安倍晴明と源博雅の関係にそっくりなのである。

しかし、橘逸勢は才能もプライドも人並み以上にある人物なので(ただ、空海が常識を逸した才能を持っているので、彼に比べると逸勢の才能がかすんでしまうのである)、そんな...続きを読む彼が空海に説明を求める際に「俺を騙すなよ」と念を押すのが面白い。
確かに空海の言うことは突飛すぎて(奇抜というわけではなく、物の考え方が「日常」を超越しているのだ)、聞いていると全く違う価値観に戸惑ってしまう。その面食らう感覚を「騙す」という逸勢の気持ちはよくわかる。
この逸勢の人物造詣がよくて、彼が空海と会話することによって、空海の物事のとらえ方を上手く説明しており、物語がテンポよく進んでいく。

1巻の時点では、まだまだ物語は序章というところ。
この二人に楊貴妃はいったいどう絡んでくるのかな?

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Posted by ブクログ 2010年10月10日

空海と橘逸勢は、陰陽師シリーズの清明と博雅みたいな立ち位置。
1巻目は陰陽師でよく見るような展開。
はじめは唐の都会っぷりにはしゃぐ逸勢がかわいい。ほほえましい。
まだ無邪気に空海スゴイスゴイ!ってノリが軽くて、それがまた…
とりあえず、多方面で起きる一連の怪事件に共通点があるらしい、ってとこで次巻...続きを読むへ。

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Posted by ブクログ 2010年06月27日

カバー絵が好きでジャケ買い。少々陰陽師と空海&橘がかぶるところがありますが・・そこを省けば文句なしの傑作。

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Posted by ブクログ 2010年05月15日

読み進みながら掻き立てられた想いがあまりに多すぎていまや語る言葉も語る気力もない。何故これだけの傑作がもっとメジャーな評価を受けないのか。

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Posted by ブクログ 2010年04月28日

空海が遣唐使として中国(唐)に留学した時代のお話。妖怪がウジャウジャはびこっていたが、空海はバッサバッサと妖怪退治というか真相解明、若き天才として中国人からも注目されることになる。空海の狙いは密教を盗むことであった。。。

まさに伝奇小説という雰囲気が堪能できる一品。夢枕さんの発想は、いつも凄いなぁ...続きを読む。。。と感心してしまう。

(2010/4/5)

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Posted by ブクログ 2010年07月29日

空海の入唐に呪術的要素を加えて小説化、それは、もともと空海の唐の国での事績に謎が多いから成り立ち、また面白い読み物になるのかも。

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Posted by ブクログ 2010年05月10日

空海に惹かれて読み始めた。
いろいろな人が出てくるけど、それぞれの背景がとても面白かった。
空海の名前でなくても良いんじゃないかって気はするけど、
話上、空海って人間ぽいなぁと思った。
あっと言う間に読み切れた。

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Posted by ブクログ 2010年04月11日

空海と逸勢この二人のコンビが夢枕獏さんの別シリーズ陰陽師の清明、博雅のコンビを髣髴とさせる。
地の文もあまりなく、会話で主に話が進んでいくのでさくさく読めて読み心地がよい。
私は空海の足跡などを全く知らないので、小説としてどういう風に脚色されているのか、されていないのか分からないのだけど知らないから...続きを読むこそか興味深く読めた。

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