あらすじ
『転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す』
希代のヒロイン誕生を描く過去編スピンオフ、待望の第2巻！
シリウスとの出会いにより、王都へ移り住んだセラフィーナ。
両親である国王夫妻に歓迎され、王女としての生活が始まった。
そして、自分のそばに置く『護衛騎士』を選定する日。
実力はあるが周囲から差別を受ける離島出身者のカノープスを選ぶ。
二人で偏見を乗り越え、他の騎士たちからの信頼も得たのだが…！？
感情タグBEST3
本編を読んでから読んでほしい
可愛いセラフィーナは本編「転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す」のサブストーリーです。
こちらを読む前にぜひ本編A Tale of The Great Saintを読んでからにしてほしい。
セラフィーナの最後は本編1巻で描かれています。本編後の本書を読むとセラフィーナの純粋さと可愛さが・・・泣ける。
シリウスがとにかく可愛がったセラフィーナ。猫可愛がりするようになる迄の過程がZEROに描かれています。
本編でセラフィーナの転生フィーアが様々な体験とともにセラフィーナの頃の記憶が回想されます。
本書とリンクしてより理解が深まり、どんどんセラフィーナ＝フィーアが好きになってストーリーに引き込まれてしまいます。
本編とはひと味違う面白さ
本編も楽しいですが、ZEROのちびセラフィーナちゃんはまた違う可愛さがあって、読むだけでほっこりと癒されます(さすが大聖女！)。
本編では謎の存在だったシリウスが、セラフィーナの前世ではこんなに身近な存在だったのかと驚きです。
大聖女時代の結末を知ってるだけにこのほほえましさを手放しで喜べないのですが、悲しいだけでは無かったちびセラフィーナちゃんをもう少し見守りたいです。
さっぱり隠れてない大聖女セラフィーナ王女の冒険ZEROシリーズの続き、さすがコミック版だ幼女セラフィーナ可愛すぎやろー。
本編でうっすら存在醸し出されてるシリウスさんがただのモンペになっていく過程面白いなぁ。
カノープスはあれな、まだ染まってないから常識人ぽく見えてる段階だろ、いずれあぁなるんだな、なむなむ。
黒仔フェンリルちゃっかり居着いてるね、王宮自主警備員増か、頼もしい。
シリーズ作品レビュー
