あらすじ
【ページ数が多いビッグボリューム版!】あかずの間を覗こうとして、強い衝撃にはね飛ばされた姫ちゃんは、以来、変身する事もポコ太と話す事もできない。そして遂に、廃屋が取り壊される日がやってきた!! ミラクルリボンストーリー完結! 番外編三本同時収録。あとがき◆水沢めぐみ
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怒涛の展開
廃屋の開かずの扉が魔法の国と繋がっていた!
他の人に知られてしまったので記憶を消されてしまう…
からのどんでん返し!
おじいちゃん(大王様)お昼寝してる場合ではない〜笑
エリカの修行が終わり。
リボンを返す日が来た。
ポコ太とのお別れ。さみしい。
姫ちゃんのリボン、とても似合っているよ!
みんながハッピーなラストでした!!!!!
涙なしには読めない!
感動の最終巻です。
リボンはエリカの修業の間だけ、姫ちゃんに貸し出されているだけ。そのことがこんなに寂しいラストシーンのために用意されていたのかと思うと、胸が締め付けられる思いでした。
でもすぐに魔法に頼らず、誰かと協力することやよく考えて答えを出すことを学んできた姫ちゃんには、大切な誰かとの別れもまた必要な学びだったのでしょう。
物語でも語られているように、エリカの修業のは姫ちゃんの修業だった。まさにその通りでした。
特にリボンを返したらポコ太とはもう話せなくなる。そのことを覚悟した姫ちゃんの行動が、あのシーンもこのシーンも散りばめられていて、何度読み返しても胸が痛くなります。
私にも大切なぬいぐるみがいるので、14歳の頃の自分だったらこんなに心を引き裂くような覚悟は持てない、それを考えただけでも目が熱くなってしまいました。
水沢先生のあとがきにもあるように、どうしても悲し過ぎたのでぴょんと救いを作ってしまったようですが、その優しさが「姫ちゃんのリボン」なんだなとほっとしました。