【感想・ネタバレ】ゼロ打ちのレビュー

あらすじ

「ゼロ打ち」とは選挙の開票開始直後、開票率0パーセントに近い時点で特定候補者の当選確実を報じること――。 大和新聞の社会部記者・片山芽衣は、唐突な解散後の衆議院選挙で、選挙報道センターに配属された。担当は激戦区の東京一区。そんなある日、片山は取材中に「ある都議会議員の不審死」を知ることに。一方、国会議員の秘書歴十年の中村は、同じく民政党東京一区の新人・大学教授である若宮の事務所の応援に駆り出された。苦しい選挙戦のなか、若宮の女性スキャンダルがネットで拡散され…… 小説でしか描けない政界の暗部とマスコミとの危険な癒着。ノンストップエンターテインメント。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

選挙をめぐる「政治」と「カネ」の深い闇。
帯にある説明文の方が的確なタイトルのように思えた。
ゼロ打ちは確かに出てくるが、どちらかというと民放がNHRを追い越し、ゼロ打ちをいかに早く出すかということが話の中心だった。
汚職と癒着、国政と都政、民放と公共放送、ネットニュースと新聞社、それぞれ相対する視点は面白かった。

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2024年08月01日

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