あらすじ
3・11後、日本は新しい時代に突入した。そのことを理解せずに既得権益の保持に汲々としている旧世代。いまこそ、若者を信じて彼らに舵取りを任せてみよう。「ゆとり教育」で青年たちの創造力をこそ育て、彼らをラディカルな民主主義の主体としようとし、現在でも多くの学生や若者の息吹を肌で知る著者が、自分を含めて、既得権世代の総退場を促す書。
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Posted by ブクログ
15年くらい前の本。ゆとり世代に関してはご自身が推進しただけあって、擁護するのは当たり前。ただ世間で言われていることも強ち間違いではない気もする。そして今よりもまだまだ理想を訴えてもよかったんだと思ってしまう。考え方は賛成なこと多い(原発反対とか)けれども、この15年間で起こったこと、コロナやウクライナ、能登半島地震などを経験すると理想だけでは立ち行かなくなっている。
そして、この本では『失われた20年』だが、結局30年失われちゃっている…
それこそ今、ポピュリズムで時代の転換期なのか、日本の先行きますます混沌としてきている気がしてる。