【感想・ネタバレ】聖母の深き淵のレビュー

あらすじ

一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その緑子の前に現れた男の体と女の心を持つ美女。彼女は緑子に失踪した親友の捜索を依頼する。そんな時に緑子が聞いた未解決の乳児誘拐事件。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が…。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。この無関係に思える事件には恐るべき1つの真実が。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第2弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

評価は4。

内容(BOOKデーターベース)
一児の母となった村上緑子は下町の所轄署に異動になり、穏やかに刑事生活を続けていた。その彼女の前に、男の体と女の心を持つ美人が現れる。彼女は失踪した親友の捜索を緑子に頼むのだった。そんな時、緑子は四年前に起きた未解決の乳児誘拐事件の話をきく。そして、所轄の廃工場からは主婦の惨殺死体が…。保母失踪、乳児誘拐、主婦惨殺。互いに関連が見えない事件たち、だが、そこには恐るべき一つの真実が隠されていた…。ジェンダーと母性の神話に鋭く切り込む新警察小説、第二弾。

会話文が兎に角長い・・全ての会話を文章にした感じである。しかし、文章は読みやすいしストーリーは面白いのであっという間に読み終えちゃう。
皆それぞれ悩みもあり、足りない部分もあり、そして他人を羨ましがりながら生きている姿は現代社会そのものである。緑子の鋭い洞察力や○クザに対する毅然とした姿は頼もしく感じるが、ふとしたおりに「私は・・私なんて・・・」と言って無茶をするが。最終的にこの人だけが全てを手に入れているんじゃ無いの?。
その上子供までいるのにこの貞操感の無さ。何かと理由をつけて自分を正当化しているが駄目でしょう。緑子の性格に評価が1マイナス。

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2017年03月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1作目より緑子のモノローグのテンションが落ち着いて読み易くなった。相変わらずの迂闊さで身を危険に晒したり人が死んだりするけど。
麻生と練の関係が濃密でその後が気になる。

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2015年10月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山内完全覚醒(笑)。
極悪非道なのに憎めないのは
麻生に対する健気さからか。
怒らせたり辛かったり暴力振るったりしながら
こっちを見てって必死に訴えてるみたいで。
前の奥さんとのことも踏まえて
この人はほっといちゃダメだと思ってるようにみえた。
事件は・・牧村さん切ないな。

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2015年07月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

第一作目よりはあまり面白いと思わなかった。
犯人がまた後だしじゃんけんのような人だったから、それもなんだかな~…という感じ。
緑子は犯されてばっかりだし。また子供ができちゃうんじゃない???って心配になってしまう。
でも、今回は安藤さんと結婚という考えが沸いてきたのかな~と。それはよかったと思う。

他の話の、麻生と練に何の秘密があったのだろう?この本では明らかにされていないから、聖なる黒夜とか読めばわかるかな~。

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惨殺されて廃工場に捨てられた主婦。男の肉体を持つ美女。消えた乳児。覚醒剤漬けの売春婦。元刑事の私立探偵と、悪徳弁護士と、悪魔のように頭のよいヤクザ……二歳たらずの男児を育てながら、複雑な事件に取り組む女刑事・緑子が、生命の危機にさらされながら迫った驚くべき真相とは?そして緑子は、母性や愛に対する人々の幻想の向こう側にぽっかりと聞いた暗黒の淵を覗き込む事となった―――。
新鋭女流作家による、まったく新しいタイプの本格的ハードボイルド警察小説!(表紙より)

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2018年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

RIKOシリーズ第2弾。
4年前に起こった乳児誘拐事件と、麻薬中毒になった親友を探す性同一性障害の美女の話が絡みあう。麻生さんは警察をやめて私立探偵に。
山内練がやっぱりたまらないキャラクターで、ほんとそれだけのために
この本を買ってもいい。

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2014年01月20日

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