【感想・ネタバレ】死なないノウハウ~独り身の「金欠」から「散骨」まで~のレビュー

あらすじ

「働けなくなったら」「お金が無くなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪しぬしかないのか? そして自らの死後、大切なペットは? スマホやサブスクの解約は? この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ための無敵のサバイバル術を一冊に。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

本書の趣旨は、社会的に追い詰められる可能性に対して、徹底して福祉など社会支援に繋げるという姿勢にある。長らく社会支援に関わり、教育雑誌などにも書く雨宮処凛らしい視点から、様々な社会支援につながる窓口を紹介している。結果として、本書は生活保護、LGBTQ向けの労働相談など、様々な知見が得られる良い本となっている。

0
2025年10月13日

Posted by ブクログ

「現代は、誰もがちょっとしたことで奈落の底に突き落とされ、一度滑り落ちてしまうと這い上がるのは至難の業という無理ゲーの時代だ」

高度成長期、正社員で終身雇用の夫、専業主婦の妻、子供二人を標準モデルとして作られた社会保障制度が、単身世帯が4割に迫る現代も継続して使われている。「この国のシステムの制度疲労」がこの、一度躓いたら最後、の時代になった元凶とのこと。
ただ、政府も無為無策でいるわけではなく、方々にセイフティネットを設けてはいる。ただ、どこまでも見つけにくく、わかりにくい状態で、というだけで。そんなセイフティネットの存在を状況別で紹介してくれるのが本書。

改めて、情報の重要性を痛感。あとは易きに流れず、援助にたどり着くための、少しばかりの根気の重要性と。そして「相談」ではなく「申請」がキー。

犯罪がぐっと身近に、簡単に当事者になれてしまうこの時代に、自分を生かすも殺すも、真っ当に生き続けられるかどうかもそこにかかっている。

0
2025年04月27日

Posted by ブクログ

単身世帯が増えてるだけにいろいろある。フリーランスで癌になったら?自営業では?なども触れている。

不当解雇や介護や終活や仕事もお金もいろんな公共や民間(有料)の共済サービスがある。それぞれのスペシャリストから死後の包括サービスもある。


情報は常に得る。役所に行けば至れり尽くせり教えてくれるわけじゃない。
いわゆる縦割り気質

選択は自分の目でみて行ってみて判断する。

実家は墓じまいしようか
自分は散骨でもいいな

0
2024年10月18日

Posted by ブクログ

これは一家に一冊。
親がいる人は、親の介護が必要とか亡くなったときにためになる。子がいる人にはカタミ?として子に渡しておけばよい。
日本は貧しく、持たぬものに、冷たい。さまざまな制度を見せない見えにくくすることで、使いづらい、申請しづらい、世間の目とか気にさせるようなさらなる冷たさと、人権や人命や人間性への無知と無恥がある。
なので、大金持ちで社会的なセーフティネットなんかいらんよという人以外は、とにかくこれは買っておいて、好きなところ気になるところ必要なところから読んだら良い。雨宮処凛さんの、サバサバとテキパキとこのような現場にどんどん入っていく様がよい。

0
2024年06月09日

Posted by ブクログ

困ったとき、相談できる場所を知ってると知らないとでは、こんなにも安心感が違うものなんだなと思いました。
制度等はそのときの情勢により変化していくと思いますが、知識を得る努力しようと思いました。

0
2024年03月12日

Posted by ブクログ

前作の「学校では教えてくれない生活保護」と比べてより広範囲に社会資源を知ることができた。
知識は身を助ける。そして正しい場所へつながることで明日への活路を見い出すことができる。

0
2024年03月06日

Posted by ブクログ

本の概要
「働けなくなったら」「お金がなくなったら」「親の介護が必要になったら」……。「これから先」を考えると押し寄せる不安。頼る人がいなければ、最悪、死ぬしかないのか?そして自らの死後、大切なペットは?スマホやサブスクの解約は?この先が不安で仕方ないアラフィフが各界の専門家に取材。社会保障を使いこなすコツや各種困りごとの相談先など、人生の荒波の中で「死なない」ための無敵のサバイバル術を一冊に。



読み終えて、知らなかった情報が満載でとても役に立つ本だと思いました。
そして、調べればたくさんの制度があるんだな…
お金、仕事、親の介護、健康、トラブル、死について書かれています。


◉難病と診断されたら
難病医療費助成制度

◉夫・妻が亡くなったら
遺族年金

◉介護
まずは「地域包括支援センター」に連絡する

◉家族代行業?LMNとは?
一種の家族代行業として、親の最期の後始末を手がけている数少ない民間の終活団体

◉治療費がかさんでしまったら
高額療養費

◉遠くにいる一人暮らしの親が使える制度は
日常生活自立支援事業は高齢や障害などの理由で、1人では日常生活に不安のある方を支援する制度で、地域の社会福祉協議会と契約すれば利用出来る

◉高齢で賃貸物件が借りられない
収入や資産がある程度ある人なら、UR(かつての公団住宅) 低所得の高齢者や障害のある人なら、公営・市営住宅が入りやすい。
かつて雇用促進住宅と呼ばれた現在定価格の賃貸住宅(ビレッジハウス)も敷金礼金なしの物件も多く 高齢者でも入りやすい。
国交省の政策で、「居住支援法人」という仕組みがある。都道府県の住宅政策担当課に相談。

などなど、これ以外にもいろいろ書かれてあるけど 親の介護の心配がもうなく 仕事もあと何年続けれるか?くらいの歳になっているので 今1番の心配事は自分の老後のことかな…

0
2025年09月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生きている上で誰もが漠然と感じる不安事への具体的な支援策や制度がてんこもりの1冊。

社会保障制度っていざという時に役立つ制度はたくさんある。けど知らないと損をする、というのは今の日本の世知辛さを痛感。学校とかでも教えてくれないもんなぁ…。

老後2000万問題ってあるけど、実際には2000万なくてもどうにかなることを知り、ちょっと安心。

親の介護もいずれ自分がやらなきゃ!けど、ど素人だしできるだろうか…と不安だったけど、本書にも紹介されてた上野千鶴子さんの「子どもの1番の仕事は、親の介護の司令塔になること」、つまり自らが介護をするのではなく、介護保険制度を使い、どのような介護サービスを組み合わせるのかを選択する司令塔であることと知り、目からウロコだった。

親に介護サービスを勧めるのは、なんとなく子どもしての責任放棄というか負い目を感じていたんだけど、そうじゃなく、親が少しでも快適に過ごせるために必要な支援を選択することだったのかと知り、肩の荷が少し軽くなった感じ。

これなら、日々老いてる親の変化に目を逸らしがちだった日常にも、向き合っていける気がした。

筆者の「不安が無くなると、人は優しくなる」ということば。その通りだと思う。

0
2025年08月13日

Posted by ブクログ

いわた書店で相方が買った本

2列になっていたので、
「この本、人気なんですか?前から気になっていたんです」
と聞いたら、
「いや、たくさんあるから並べてるだけ!」
「でも、おすすめの本だし読んでおくといい本だよ!」

って言われて、即買いしてました笑

確かに知っておくとこれからが安心な情報が満載
新書って難しくて読むのに何故か時間がかかる
イメージですが、サクサク読めました

病気になったり、仕事がなくなったり
家族が亡くなったり、、、一人になってからも
困らないように
日本にも助けてくれる機関がちゃんとあることを
知っているだけで、安心して生活できることを
教えてくれます!

一般社団法人LMNのことも初めて知った

個人組合も知らなかったし、私は無知だなと思う

人のために支えとなる活動やサポートを
してくれる所を知っておくこと大切ですね!

0
2025年08月04日

Posted by ブクログ

公的支援から、いろいろ困った時に相談出来る場所、制度を幅広く紹介。

お金がないから、困ってるからと、死ぬことはない。

日本の社会保障は、相当充実してる。酷いのが、役所の窓口に相談に行っても「水際戦略」で相談だけで追い返されたり、ある窓口で支援もらっても、他の窓口でどんな支援があるか、その窓口の担当者が知らない。あるいは、紹介しない。その方の状況を確認して、総合的に提案する仕組みがないらしいのだ。

だから日本人は死ぬし、制度にただ乗りしようとする一部の外国人がバカみたいに得をする世界にもなっているという一面はありそう。

もっとも、そういう保障制度は、著者が最初に嘆く、令和の五公五民に支えられていることを忘れてはならない。だから、フリーライドを徹底的に排除して、不要な制度、チャリンチャリンを許さないべきなのだ。

ある意味、一家に一冊的な本。

どっかにまとまってるのかもしれない。ネットでこういう情報。知ってるか知らないかで、生死が決まりかねない。

0
2025年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/01/22予約 42
P104疾病手当の申請。診断書は5,000円ほど取られるが証明欄の記入だけなら数百円の負担で済む。
そうだったのか、今まで記入でも診断書と同じ料金だと言われそのまま支払ってきたのに…

生活保護の申請も、持家と車は持てないとよく聞くが、それも違った。車がないと生活できない地域もあるから当然ではあるけど。
数多くの社会福祉制度を「メニューを見せてくれないレストラン(湯浅誠氏)」とはその通りだと思った。行政は縦割のため専門以外は門外漢だとのこと、それでは困るけど実際複雑すぎる。

タイトルが衝撃的、でも読むべき本だったと思う。

0
2025年03月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

参考になった箇所:
・無料低額診療
・難病医療費助成制度
・社会福祉協議会による、生活福祉資金の緊急小口資金
・遺族年金
・解雇予告手当
・親の介護相談は、地域包括支援センターへ
・老人ホームの中には生活保護対応施設もある
・遠くにいる一人暮らしの親が使える制度、社会福祉協議会の日常生活自立支援事業
・任意後見、本人に十分な判断力があるうちに、判断力が低下した場合に備えて、後見人になる人を選んで契約しておく
・成年後見制度、すでに判断能力が低下している人に後見人をつける制度
・生前に親が入っているサブスク契約一覧を作っておいてもらう
・警察を動かすのは、相談ではなく告訴
・保証人、厚生省は絶対に保証人をつけろと要求するのはダメと言っていますよ、と伝える
・高齢者、居住支援法人

0
2025年03月16日

Posted by ブクログ

いろんなノウハウもあるが、やはりお金がかかるのは一緒。でも知らないよりは知っていること。もしくは知っている人を見つけることなんだと思う。

0
2025年01月07日

Posted by ブクログ

決して遠くない未来に待つ
病気、介護、死。
知らないのは勿体なさすぎる
社会保障制度の数々。
とりあえずは
銀行やサブスクの一覧か。よし。

0
2024年12月08日

Posted by ブクログ

20年の国政調査によると、この国で一番多いのは「単身世帯」で38.1%。単身世帯は一貫して増加傾向にあり、1985年は20.8%、5世帯に1世帯だったものの、今や2.5世帯に1世帯。
また、65歳以上の高齢独居世帯は20年に672万世帯。2000年の303万世帯から倍増している。
そんな中で増えているのが、身内がいても弔う人がいない死者。日本では年間約150万人が亡くなるが、弔う人がいない人の数は近年だけで約10万6千人。うち無縁遺骨は6万柱にのぼると言う。
そしてこの国の貧困率は15.4%だが、突出して貧困率が高いのは単身高齢女性。一人暮らしの65歳以上の女性の実に46.1%が貧困ライン以下の生活を強いられているらしい。

日本国憲法第二十五条で、(1)「すべて国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」 (2)「国は、すべて の生活部面について社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」 と、規定して いる。 つまり国民には生存権があり、国家には生活保障の義務があるということだが、これだけ貧困者がいて、孤独死が増えていると言うことは、国が冷酷と言うことかな。

しかし、意外といろいろな制度があることが分かった。
とある元首相が、まず自助と宣うたが、(なかなか自分でみつけることは難しいとしても)、簡単に死なない方法(ノウハウ)があるのだ。

お金、仕事、親の介護、健康(重い病気の時など)、いろいろなトラブル、死に際して、と章ごとに、どんな制度があり、どこに相談したら良いかなどが書かれてある。

ほとんどの国民は、章にある事柄で、何らかの悩みがあると思うが、これを参考にすれば、何か役にたつだろうな。

0
2024年07月29日

Posted by ブクログ

この本があれば、もし身体を壊したり仕事を辞めたりして困ったことがあっても、なんとか生きていけそうと思って心強かった。がん保険くらいは一個入っておこうかと検討したけど、自分的にはあまりメリットがない(貯金した方が良い)と思ったので契約までには至らなかった。ちょうどずっと気になってたボランティアにも参加して、頼れるNPO法人があることも知った。それを知っているかいないかで、生き死にが左右されるように思う。あとは国のセーフティネット(生活保護や健康保険、高額医療制度など)がこれからも維持してくれることを願うのみ。生活保護に反対している人たちって、自分がずっと健康で生活に困ることはないという自信があるのだろうか。それかよっぽどの大富豪?すごい謎。

0
2024年05月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私のおぼろげな記憶をたどると、筆者は右翼っぽい印象が頭の片隅にありました。いつも通りwikipediaで調べてみますと、右翼から左翼に転向?し、以降は貧困問題・新自由主義反対等に取り組むライター・ジャーナリスト的な活動をしているような方とお見受けしました。

因みに右翼という印象ですが『新しい神様』(1999)というドキュメンタリ映画に右翼バンドのボーカリストとしてに出演しており、その時の印象だと思われます。

・・・
なお内容としては、「公開情報ではあるものの、能動的にアプローチしないとアクセスできない情報」とでも言ったところ。

お金、健康、親の介護、健康、トラブル、死、の六章からなる「お困りごと」への対処法を述べたものです。

具体例を挙げれば、
・無料定額診療:無保険者が無料もしくは定額で医療を受けられる制度
・労働組合・労災保険・弁償金・傷病手当金:会社都合なのに被用者に何らかの制度不使用等強いられたとき、偽装フリーランスへの対処など。
・生活保護の受給条件
・親の介護や、自分の死後のデータ削除等をする社団法人の存在
名前は聞いたことが有るけど実際は良く分からない、みたいな制度の真実とその申請方法みたいなものが詳述されます。

感覚的には、お金や税金のことを実によく理解していた橘玲氏の初期の作品を読んだときの感銘に近いものを覚えました(よく知っているなあ、こんなところまで、みたいな)。

・・・
私、かつてCFPという資格を保持していました(年会費が高くて昨年断捨離済)。

お金のプロフェッショナル、という建付けでしたが、本作に載っている社会福祉関連の申請まわりの知識があるとかなり強い武器になるかなあと感じました。

役所への申請や受理の実態などはFPの相談業務と親和性が高いかなと。

もっとも、生活に困った人からフィーを取ることも難しいかもしれませんが、一段深くお金周りの相談に乗れると思いました。

・・・
ということで雨宮氏の作品、初めて読みました。

困ったときに(有料でも)相談する先、これを確保しておく必要があると感じました。

また役所の窓口はえてして「相談」にだけ乗り、申請を遠まわしに受け付けないこともあるそう(通称「水際作戦」)。従い、いざとなったとき役所の建前に負けないためにも、実態の知識・作法を心得ておくことが必要と思われます。

お金、家族、老後などに不安がある人は読んでおいて損はないと思います。

0
2025年10月27日

Posted by ブクログ

思ってたのと違った。
「死なない」ことについて、著者の持論考察があれこれ書いてあるのかと思ったら、なんのことはない、生きていくのに困らないよう(もしくは困った時)どんなときどんなところに相談すると助けてもらえるかの情報集だった。
なんなら一覧表にしてしまえそうだけど、細かな状況によって、これはどうなるこんな時はどうしたら、みたいなことでも、文章で説明してくれているのでたどり着ける。ただし、一覧表みたいに眺めているだけではわかりにくいので、ちゃんと読まないといけない。
でも、いろいろ困ってたり先々が心配だけど、そもそも誰に相談していいかもわからない独り身の人、人付き合いの少ない人にはとっても役立つ本。
もちろん、社会生活を難なくこなしている人にも頼りになる本では。

0
2025年09月28日

Posted by ブクログ

お金、健康、トラブルの章は参考になった。
がん保険、入っておいたほうがいいかなあ…。保険の見直しが必要かも。

お金に困ったら介護施設にも入れるかわからないので(生活保護でも入れる施設もあるとは書いてあったが)、不安は募る。

生活保護は困ったら積極的に利用しましょうということなのだろう。どの章を読んでいても登場する。

柔軟な働き方ができたらいいなと私も思う。
世の中週5、8時間労働が基本だが、短い時間だったら働ける、時間帯が違ったら働ける、という人もいると思う。なんとかならないものか。

親が亡くなった際に口座が凍結してしまった。という案件に載っていた、取引のある金融機関のリストを作っておいてもらうこと。
サブスクに入っているのであれば、契約一覧を作ってもらうこと、なども参考になった。
面倒くさがって作ってくれなさそうな気もするが、言うだけ言ってみてもいいかなと思えた。
自分自身も実践してみたい。

巻末に掲載されていた、生活保護に関して相談できる各地の民間団体の電話可能時間が、どれも短すぎる。これでは時間内に出てもらえなさそう。

読んで不安が軽減までは、ないかな。

0
2025年06月23日

Posted by ブクログ

フリーランスで将来が不安なアラフィフが専門家に取材。
困難な人生の中で死なないために社会保障や困りごとの相談先などが書かれた本。

・生活保護申請に行くタイミングは、東京で一人暮らしの場合だいたい 6万円以下になったら行くといい
・解雇は受けられないという人が解雇予告手当を請求すると受け入れたことになってしまうので 注意
・労災になったら 労災指定病院に行く。窓口負担なし。
・職場の組合に入っているけれどもなかなか動いてくれない・頼りにならないという場合、個人加盟の組合に入るという手もある
・料金が高い施設が手厚い介護を提供しているかというと、介護の質、内容は関係なく、あくまで値段の違いは 立地や設備
・老人ホームの中にも生活保護対応施設というものがある。入居の際、生活保護になったとしても生活保護の範囲内に切り替えて入り続けられるという施設を選んでおくと安心
・がん保険、おひとり様なら 一口でも安いものでもいいので入っておいた方がいい。特に女性は癌になる年齢が早いので。
55歳までだと女性の患者さんは男性の2倍。
・病院と施設利用に関しては 厚労省が必ず保証人をつけると求めてはいけないという通知を何度か出している。

0
2025年05月02日

Posted by ブクログ

 独り身、金欠、老後の不安に押しつぶされそうな人々に届けたい一冊。身近におられませんか、そんな方が。
 身近に相談相手を持てず孤立感の中で助けを求める声が広がる。そんな社会の隙間に光を当てる、術と知恵。
 派遣切り捨てのあなたに、住宅ローンももう限界、光熱費さえ無理、老後難民そのもの。そうなる前に何をすべきか、困ったときに相談できる「誰か」を見つける術を具体的に示す本書は誰もが抱える不安に寄り添い具体的な行動を後押しする内容です。
 孤立や絶望の中でも解決の糸口はあり、知恵を手にすることで未来を切り開ける。ひとりで悩む人々にとってこの一冊は知恵と希望を与える伴侶となる。誰かと繋がり困難を共有すること。それが生き抜くための第一歩だと気づかされる。

0
2025年01月12日

Posted by ブクログ

生活に困ったとき、日本には様々な制度があるんだ、と感心してしまった。
しかし、知らない制度がいっぱい、情報弱者だ、私は。
以前同世代の同じような環境の仲間との会話の中でも色々な行政サービスの話が出た。私は知らないことが多く、みんなの情報量の多さにびっくりしたものだ。
行政サービスは自分からアクションを起こさなくては行政からは教えてくれない。待っているだけでは何も無いのと同じだ。この本を読んで改めて納得した。
そしてスマホが人々の生活に深く深く入り込んでいることも改めて思い知らされた。スマホが無くては生活が成り立たなくなっているようだ。何はなくてもスマホ、って感じか。
差し迫った老後と、自分の人生の後始末に大いに参考になる書だった。

0
2024年08月17日

Posted by ブクログ

現代の様々な個人的な問題を解決するためのバイブル。様々な公的支援の紹介、それでも公的支援では賄えないお困りごとへの対処方は、今は困っていなくてもこの本を軽く読んでおくことで安心感が増す。
自分に関わっている人達との関係を大事にし、あるいはこの本で得た知識で友人を助けることもできると感じた。
結局、人生においてお金にまつわる問題が大きいと感じるが、このような本を読んでおくことで不慮のトラブルへの対処が出来ると思う。生活貧困者への支援制度がことのほか多いですね。病気になった場合の対応や終活に関することも参考になった。

0
2024年07月28日

「ノンフィクション」ランキング