あらすじ
瀕死の少女はヴィクを見ると「ナギー」とつぶやいて意識を失った。少女は病院に搬送されたが、数日後に姿を消してしまう。警察は少女から渡されたものをよこせと執拗に迫るが、ヴィクには心当たりがなかった。警察に調査を妨害されながら、ようやく少女の家を突き止めたヴィクは、そこで謎の男に襲撃される。警察だけでなくマフィアも少女を追っているようで……。シカゴの闇と対峙するヴィクの闘いが熾烈さを増してゆく。
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Posted by ブクログ
(上巻より)
従兄弟のブームブームが子供の頃犯罪に手を染めかけて、
警官だったヴィクの父親に怒られた話にはなんだか懐かしささえ感じた。
新聞記者のマリといつ仲直りをしたんだっけ?と思ったら、
前作でマリが撃たれたことがあったような。
悪徳警官たちを罠にかけた時に活躍できなかったと怒っていた
隣人コントレーラスももはや九十歳代らしい。
いつまでもお元気でいてほしいものだ。
今更ながら、ヴィクのアパートメントは事件のたびに大変な騒ぎだ。
警官が張り込みハンドマイクで怒鳴り、
それに対してミッチとパピーが吠え、
一度ならず家宅捜査が行われる。
ヴィクには活躍してほしいが、同じアパートには住みたくない。