あらすじ
「あなたの音が好きだ」殿下が真っすぐに私を見つめている――。幼い頃、両親を亡くしたレティシアは音楽を披露して各地を巡る旅一座に拾われ、奴隷のように働かされていた。ある日、「音楽の国」と名高い王国で公演をすることになった一座は、音楽好きの王子から絶賛される。その中でも王子は、レティシアに特別な感情を抱いたようで…
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匿名
この手の物語のお手本のような始まりと展開の仕方で短いのでこの1冊だけで面白い作品か判断するのは難しい
絵柄は綺麗でキャラの動かし方もわかりやすいので☆3よりは上だと思う
不遇な子にいつか王子様が~と、ほんとに見つけ出してくれたみたいな、物語らしい始まり方。バイオリンの音色が素敵なヒロインというのも良いです、可愛いらしいし。
ヒロインが音楽家という設定がちょっと珍しくて良いなあ、と思いました。殿下に認めてもらえたのはいいけど、座長夫婦やヴィオレッタがそれに対してどう出るのかがコワイな。
レティシア
レティシアは幼い頃に両親を亡くし、旅する音楽一座の座長夫妻に引き取られて育ちました。でも彼女は座長夫妻や一座の看板歌姫ヴィオレッタにこき使われていました。そんな一座が音楽の国、ムジーク王国で公演を行いました。公演を聴きに来たアルトゥール王子は、公演終了後に楽屋を訪れてレティシアに王立音楽団に入って欲しいと言いました。レティシアにとっては願ってもないお話ですが、ヴィオレッタが黙ってないでしょうね。