【感想・ネタバレ】あんちゃんのレビュー

あらすじ

夢と野心をもって江戸に出てきた男は、商人として成功するが……

長年連れ添った夫婦のすれ違い、出世と引き換えに大切なものを失った男……現代人の心を動かす、珠玉の七編を収録した時代小説集。

貧しい百姓の末っ子として生まれた捨松は、故郷の下野(しもつけ)を飛び出し一人江戸へ上る。十数年後、捨松は商売で成功するものの、兄との再会を機に「大切なもの」を失ったことに気づく――表題作「あんちゃん」のほか、夫婦のすれ違いや恩師への慕情など、姿勢の人々の心の機微を直木賞作家が丹念に描く。ほろ苦くも優しい短編集。


単行本 2010年5月刊
文春文庫版 2013年4月刊
文春文庫新装版 2024年2月刊
この電子書籍は文春文庫新装版を底本としています。

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Posted by ブクログ

北原さんの著作、心に染み入る。
あんちゃんには七編が収録されているけれど、楓日記窪田城異聞だけが異色の作品。
硬いせいかちょっと馴染めなかったけれど、他の短編は本当に良いと思った。

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2025年10月31日

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