あらすじ
驚き、震えよ! 鮮やかな論理と、その論理から溢れ滲み出す怪異。小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの『怪談』に、柳広司が挑んだ! 「雪おんな」「ろくろ首」「むじな」「食人鬼」「鏡と鐘」「耳なし芳一」――。“謎”と“恐怖”が奇跡的に融合し、名著が現代に甦る! 柳広司だからこそ書き得た、異色のミステリー。
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Posted by ブクログ
読みやすくて、すぐ読んでしまいました(._.)
元の話をよく知らないので、結末がしっかり明かされないのが、すこしもどかしいですね
一番怖かったのは[鐘と鏡]でした
読後感はどんよりしてるんですが、読んでて楽しかったですね
Posted by ブクログ
おもしろかった。
やはり柳さんは外れないなあ。
けど、ちょっと手にするのを躊躇したのは表紙の色合いが気持ち悪かったから。
まあ、「怪談」とゆー題名にはぴったりだったが。
なんだろう、緑と朱色ってなんかうぎゃーって感じ。
そして一番ぞぞっとしたのは「雪女」かな。
題名からして女性の方になにかあるのか、と思いつつよんでたので、
おおっ、そうくるかあっと。
人ほどオソロシイものはない。
あ、あと鏡、も。これも、そうくるかあって思った。
おもしろかったのは「耳なし芳一」
名前からしてそのまんまなとこが笑えた。
設定をそのまま現代にもってきてて、一番ハーンの怪談っぽい。
彼はなんとか逃げ切れた感じだけど、これでおわりじゃないよ、的な
終りがちょっと怖くておもしろい。
柳さんは、こーゆーリメイク的なものうまいよなー。
あーでも結城少佐もまた読みたいー。
Posted by ブクログ
ラフカディオ・ハーンの「怪談」をモチーフにした6つの短編集。読みやすくて面白かった。「鏡と鐘」が一番面白かったかな。自分が自殺した後の復讐を遺書として残すなんて。生きてるうちに復讐すればよかったじゃん。なんで父を探したんだろう。復讐をしてもらうためか?しかしこれの元の話を知らないという・・・。「雪おんな」はある意味、一番現実的。「むじな」も。むじなみたいな展開、絶対罠にはまっちゃうわ。
Posted by ブクログ
小泉八雲の元のは、ちゃんと読んだことないんだな。
読みたくなりました。ニヤってしたのは、「耳なし芳一」
「雪おんな」男の方が、悪いんだっけ?