あらすじ
30歳の「私」はどこにでもいる典型的な会社員。 ・平日は「早く過ぎ去ってくれ」と思いながら働き、週末にストレス発散する ・給料はほぼ全部趣味や買い物で使い切ってしまい、貯金はゼロ ・読書や勉強など、成長につながることに興味なし どこにでもいるというよりも、平均以下かもしれません……。しかし、とあるきっかけで人生激変!? 「アドラー心理学は聞いたことあるけど、よくわからない」「アドラー心理学についての本は読んだことがあるけど、なんだか難しかった」と知らずにいるのはもったいない! 仕事・人間関係・健康・お金を丸ごと好転させた「生活に落とし込める心理学」を実体験から解説! あなたも、「いつも他人に振り回されて自分の意見が言えない……」「やりたいことを見つけてやっている人が正直羨ましい」もしこれらのうち、ひとつでも当てはまるようでしたら、是非とも本書をお読みください。
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Posted by ブクログ
◎アドラー心理学の全体像
目的論 すべての思考・感情・行動には目的がある
主体論 人生は自分で決められる
全体論 心と体はつながっている
対人関係論 すべての悩みは他者との関係から生まれる
認知論 自分のものさしで物事を見ている
・ライフスタイル(性格)は10歳頃で完成される。今の価値観を見つけるヒントになる。
・自分を大切にしてほしかったら、まずは自分を大切にすることが重要。
・できたことに注目すると、徐々に自分に自信が持てて自分を好きになっていく。
・学んだことは使ってこそ力になる。
とてもわかりやすく、アドラー心理学を実践していきたくなった。
Posted by ブクログ
ここの所、思うように生活できていない。こういう時には自己啓発本を読むと、自分に喝を入れられる。というわけで手にした本。
面白かった。アドラーの言葉を散りばめながらご自身の1年間の体験を語る。これだけ変われるというのは、アドラーを信頼して突き進んだんだなぁと思う。色々、参考になるところがあったし、本に書いてあったことを実践してみようと思う。
Posted by ブクログ
オーディオブックにて。
課題の分離 自分の問題と相手の問題をわけて考える
人間関係で悩むときは課題の分離ができていないことが多い
人間関係のコツは相手のことには介入しない、自分の課題にだけ集中する
課題の分離は、自己中心的ではなく相手を見捨てることでもない
→家族に注意しても同じことを繰り返すのでイライラしていた
→自分の問題ではなく、相手の問題では?と考えてみる。今のところは自分は困っていないと気づいたので、自分が実際に困ってから、解決方法を考えることにする。
劣等感があるからこそ向上心がわき、行動に移すことができる
他人との比較は一概に悪ではない、それをコンプレックスに感じて行動できなくなってしまうことが悪
→仕事ができる人と自分を比べて落ち込むことがあった
→その人のいいところを観察して自分の仕事に活かしてみる
感情的になっているときはうまくいかないことが多いので、少しグッとこらえて時間を置いてから気持ちを整理するようにする
自分を俯瞰して客観視すると落ち着いて対処できるようになる
→最近少し感情的になることがあった
→感情的になりそうになったらそのまま行動しないで、いったんひと休憩入れてみる
親切は自己満足でいい
相手が感謝するかどうかは相手の課題だからコントロールできない
大事なのは相手が感謝してくれるかという結果ではなく、相手のことを思って行動しているという自己満足
→親切にしたことに対して、お礼がないと少しがっかりしている自分に気がついた
→相手が気づいていなくても人に親切にすることを続ける、おせっかいにならないよう気をつける
Posted by ブクログ
アドラー心理学は有名である。しかしそれを生活の中で実践することはどういうことなのか、とても興味深かった。自分を大切にすることが他者への信頼となり貢献に結びつく。そして所属感がもてるようになり、ぶれない幸せを手に入れることができるんだと理解できた。
Posted by ブクログ
今に満足するんじゃなくてもっといい生活してを求めて精進することが大事なんだ。
課題の分離できてないなー。
ちょっと意識するだけで結構変わりそう
Posted by ブクログ
思考の整理◎
【学び】アドラー心理学をリアルな等身大な状況に置き換えられるように、噛み砕いて説明してくれる本
【実践】
課題の分離を行い、共同体感覚の中で、他者への貢献を,自己満で考えて実行する。
組織のマネジメントは横の関係を意識し、ポジティブワードをこころがける。
【まとめ】
①アドラー心理学とは?
•目的論-思考、感情、行動の先には目的がある。
•自己決定性-性格は傾向であり、これからも変えていけるし人生は自分で決められる
•全体論-心と体は分離されない
•対人関係論-感情の先に誰がいるのかを考える
•認知論-世界を自分の思考、感情、価値観で意味付けしている
•相手のことには介入せず、自分の課題にだけ集中
•他者の課題でも自分に関わってくるものは共通の課題となる。
•他者にできることは勇気づけのみ
•共同体感覚=幸せになる方法は他者への貢献のみ
自己受容→他者信頼→他者貢献→所属感
②本当にやりたいことってなんだろう?
•褒めるは縦の関係なので、ダメ。感謝を伝える横の関係が大事
•まず自分に優しく
•自分のメガネの色で世界の色が決まる(解釈次第)
•短所は長所に書き換える
③やりたいことをやるってどういうこと?
•感情は全て自分で決めている→自分の目的に沿って感情を引き出している
•劣等感は健康で正常な努力と成長への刺激
•目標達成後のイメージを強くもつほど具現化できる。
•自分でコントロールできる目標設定が大事
④人付き合いでこんなに疲れてしまうのはなぜ?
•類は友を呼ぶ
•人の思考、感情、行動の先には他者に対する目的がある
•発言をポジティブに変える
•コミュニティは複数もつ
•他人を変えるのではなく、自分の行動を変える
•自分を傷つけられるのは自分だけ
⑤どうすれば好きに働き、好きに生きられるか?
•環境をよくする
•趣味で心を豊かに
⑤本当の幸せって?
•他者への貢献が幸せを感じる唯一方法で、その貢献感は自己満足でいい
•コトではなく、ヒトに注目する
Posted by ブクログ
アドラー心理学初級編。
構造
①目的論
③認知論
⑤対人関係論
技法
①課題の分離
②勇気づけ
ゴール 共同体感覚
自己受容→他者信頼→他者貢献→所属感
・社交性がないとレッテルを貼ってることも、自分軸で選択できている素敵な決断。勇気をもってしたこ。
・おれがいま全く幸せでないのは、共同体感覚4つすべてzeroだから。どこからかスタートしないといけない。どこからスタートしてもよいのではないか、一般的には自己受容からだけど。自己受容ができないなら、他者貢献から始めてみるのはどうか。
Posted by ブクログ
どんなに良い書籍や学問も実践しなければ意味がない。アドラーの教えの実践方法を分かりやすく明記してある。筆者と自分の性格は非常に似ている。多くの共感を感じた一冊だった。前に読んだ「嫌われる勇気」とアドラーの教えについて更に理解を深めることができた。次は「幸せになる勇気」へと読書は続く。
Posted by ブクログ
何冊かアドラー心理学の本を読んだものの、実際にどう生活に活かしていけばいいのかがわからず、本書を読みました。
「こういう場面に遭遇したらこう考えた」「課題の分離をしてこう考えた」というような具体的なシチュエーション例が記載されているというよりは、著者の実体験をもとに、どういう心境・現実面での変化があったのかを中心にまとめられている印象です。ただ、アドラー心理学という一つのテーマに対して複数の著者の本を読むことで、自分ごとに置き換えた時にどう活用できるのかが少しずつイメージしやすくなってきました。
Posted by ブクログ
心理学に興味を持てた1冊。
分かりやすく、読み手を置いてけぼりにさせない文章が良かった。
行間や図解ちょうどよく入ってて、飽きない。最後までシュワっと読めてしまう。
初心者でも実生活に取り入れられそう、と思わせてくれるところが魅力ですね。
全ての悩みは対人関係から来るもの、知ってはいたものの改めて実感。
そして、課題の分離は私得意分野かも、というか知らず知らずのうちにやってたこと。
大切な人にだけ魂込めて接すれば良いのだ。
それ以外は申し訳ないけどかなり省エネして生きてる。
だから最近は疲れないのかも。
アドラーが言ってることは正直私からしたらほぼ当たり前のことばかりだったけど、改めてこのままでいいんだ〜と思わせてくれる、自己肯定感を上げさせてくれる1冊でございました。
Posted by ブクログ
アドラー心理学を社会生活にやさしく落とし込んでくれて、とてもありがたい一冊だった。勇気の心理学、生活の転換点として刺激を受けた。
「課題の分離」によって、どこまでが自分の課題なのか?この不安は私が本当に抱えるべきものなのか?落ち着いて判断を重ねていきたい。
Posted by ブクログ
私の大好きアドラー心理学を30代で実践された作家さんの体験記的な書籍。
物事を未来志向で良いように捉える、課題は他人と自分、できる事とできない事で分けるなど、考え方に共感しています。
この本は初心者向けのわかりやすい内容でした。
Posted by ブクログ
アドラー心理学を実際の生活に取り入れた結果、どのような変化があったかを綴った本。
アドラー心理学に関する本を読むのは初めてでは無いため目新しい発見などは無かったが、こういう人生もあるよ、くらいの参考程度に読んでいた。
昔はこう言う場面でこう考えていたけど、アドラー心理学を取り入れてからは思考がこう変わった、という例は幾つか参考になった。
Posted by ブクログ
自分とは?何がしたいの?という疑問を今まであまり持たずにアラフォーまで来てしまった結果、今までのツケが一気に回って来たかのように絶賛壁にぶち当たり中。
そんな中、いろいろ検索してたときにコーチング関連の記事を目にすることが増え、でもイマイチ腑に落ちないことが多かった。なんか「何を根拠にそんなこと言えるの?」、「コーチングってなんか怪しい…」的な…。だったらその根本?にあるものを少し学んでみようとしたらアドラー心理学に出会い、この本が読みやすそうだったので読んでみた。
読んだ感想は、全ての人に適用できるかは分からないけど、考え方の一つとしては知れてよかったと思った。例えば、やりたいことの見つけ方にしても、ただ「叶うとしたらどうなりたいか思うままに書こう!」とかふんわりしたものに終わらず、
「自分・周りをどう今自分が認識していて、それがどうなることが理想なのか」と具体的な考え方を提示してくれるので、なるほど!と腑に落ちやすい。
自分もこの考え方で自分を棚卸ししてみるかという気になり、実際に行動にを移せるものも多かったので、わりと自分には合っている本だったと思う。
全部を強制的に取り入れようとさせるのではなく、こういう考え方もあるから自分に合いそうだったら取り入れたらいいよ、というスタンスが感じられて気軽に読めた点がよかった。