【感想・ネタバレ】ケアの倫理 フェミニズムの政治思想のレビュー

あらすじ

身体性に結び付けられた「女らしさ」ゆえにケアを担わされてきた女性たちは,自身の経験を語る言葉を奪われ,言葉を発したとしても傾聴に値しないお喋りとして扱われてきた.男性の論理で構築された社会のなかで,女性たちが自らの言葉で,自らの経験から編み出したフェミニズムの政治思想,ケアの倫理を第一人者が詳説する

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分がげっそりしながら投票していることの説明を始めて言語化してもらえたのがうれしかった。追っかけるのに相当な頭の体力がいる。それだけの価値が私にはあった。
ケアの倫理が子育てからきているのは当然なのだが、どちらかというと後のない介護の方が問題点がはっきりする気がする。人はケアされる脆弱な存在であること認める。自立できないことを恥じない。ケアの責任配分。ケアを認めること。そもそも不平等を内包するケア関係をより平等で公正で自由を担保するものにする。ケア実践が社会の中でどのような機能を果たすかについてコントロールできるようにする

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2024年04月07日

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