【感想・ネタバレ】生き物の「居場所」はどう決まるか 攻める、逃げる、生き残るためのすごい知恵のレビュー

あらすじ

世界は広いが、それぞれの生き物が生きることができるのは、ほんの小さな場所である。チーターは開けた草原にしか棲めないし、モンシロチョウはもっぱらキャベツ畑を飛んでいる。生き物の居場所は、なぜ決まっているのだろう。これまで餌や配偶者の存在などの理由が考えられてきたが、実は天敵がいないことが何よりも大事だ。様々な生き物を例に、生き残るための巧妙な知恵を紹介する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1章  「種」とは何か
第2章  生き物の居場所ニッチ
第3章  ニッチと種間競争
第4章  競争は存在しない
第5章  天敵不在空間というニッチ
第6章  繁殖干渉という競争
終章   たどり来し道

<内容>
タイトルの通り、生き物はどのように「居場所」を決め、生き延びてきたのかを学問史を丁寧に書き起こしながら、自分の論文(モンシロチョウの繁殖干渉)が学術誌に論文掲載されるまでの苦労を含めて、書いたもの。丁寧すぎて、専門外の私には理解がしにくかった。

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2024年06月14日

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