あらすじ
このままじゃ終われない。俺はもっとやれる――。戦力外や飼い殺し、理不尽なトレードにも挫けず、必死でもがき続けるプロ野球選手たち。小林繁、栗山英樹、野茂英雄、矢野燿大……いずれも才能を新天地で開花させ、その実力を天下に知らしめた。「今に見てろよ」と歯を食いしばり、白球を追いかける彼らの姿は、いつだって見る者の胸を熱くさせる。ピンチをチャンスに変えて、栄光を掴んだ30人のサバイバル野球人生。
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Posted by ブクログ
<目次>
第1章 泥まみれの転身
第2章 「俺はもっとやれる」~運命を変えた移籍
第3章 古巣へのリベンジ
第4章 「野村再生工場」に来た男、去った男
第5章 最後の“舞台”を求めて
<内容>
プロ野球選手は、花形の人から全く花開かなかった人まで多様だ。その多くは後者。だが、中には苦汁を飲みながらも、一時花開いた人たちがいる。特にドラフトでは上位指名されながら、当初はうまくいかなかった人たちだ。この本は、そういう人を中心に、故障や監督に恵まれなかった人、投手から野手へ(その逆も少々)の配置転換が成功した人など、多様な選手を紹介している。30人(大体1980年代以降か?)。最近の人は淡泊なので、小林繁や西本聖などの考えはわからないかもしれないが…。