あらすじ
伝え方の初歩的なテクニックから奥義まで、この一冊に詰まっています。
決して難しいことではありません。いくつかのポイントをしっかり押さえるだけで、誰でも「わかりやすく」伝えることができるようになるのです。
そして、「伝える力」を身に付けたとき、あなたの人生が変わります。「なるほど! 」「よくわかった! 」。日常生活からビジネスまで、相手からはポジティブな反応が返ってくるようになります。仕事はやりやすく、人間関係も良好になり、毎日が楽しくなるのです。 そんな幸せな人生のために、ぜひ、一緒に「伝え方」を学びましょう!
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Posted by ブクログ
チェック項目10箇所。「伝え方」に、頭の良し悪しは関係ありません、センスの有無も関係ありません、ただ、「やり方」を覚えればいいのです、そして、日常生活のなかで練習をすれば必ず身につけることができます、そのとき、あなたの人生も変わり始めるはずです。「わかりやすく伝える」ための4つのステップ:①「誰に」「何を」伝えるのかを明確にする②相手に伝わる日本語を使う③話を正しい順序に組み立てる④相手に伝わる言葉に言い換える。「できるだけ、ひとつの文章で『主語』と『述語』はひとつにする」。「一文を短くする」ということは、伝えるときの鉄則です。とにかく一文を短くする――、そのために、もうひとつ大切なことがあります、それは、「余計な言葉を入れない」ということです、メッセージを伝えるのに必要でない言葉・文章は全て省くべきなのです。言葉の選び方の大原則は次の2つです、①「専門用語」「業界用語」を使わない②「実は何も表していない言葉」を使わない。「熟語」は「漢字+ひらがな」に置き換える。「カタカナ語」は日本語に置き換える。まずは大雑把に全体を把握したいのに、”例外中の例外”事例まで載っているがために、何が本筋かもよくわかりません。「伝え方」が本領を発揮するのは、馴染みがない相手に、馴染みがないテーマを話すときです。
Posted by ブクログ
さすがに伝わりやすさに工夫がこらされている本だと感じられる。
何を伝えたいのか、誰に伝えるのか、伝わるとはどういう状態か、伝え方の順番としてのテンプレップの原則(テーマ、ナンバー、ポイント、リーズン、イグザンプル、ポイントの順)、心象とスキーマを近づけるトレーニング等、参考になった。当然のことながら、この本を読んだだけでは伝え方が身につくわけではない。
また、ロジカルシンキングやMECEは、伝え方とは関係がない、ときに伝わらない原因にもなりうる点も納得できた。
13-152
Posted by ブクログ
まさに教科書だと思う。
テンプレップの法則はまさに押さえるべき基本。
・理解とは、「把握」「納得」「再現」
・話すこと、書くことは結論ありき。
その結論を導くことだけを入れる。
余計な情報、入れなくても結論が伝わる内容は落とす。
・「誰に」「何を」「どうして(理由)」
・主語と述語を明確にして、一文を短くするのは鉄則。
・修飾語も極力外す
・テンプレップの法則
theme
number
point 結論・要点
reason
example
point まとめ
・テンプレップの複数階層も有り
・表現の手持ちを増やすことで多角的に表現し、
認識違いを避ける
Posted by ブクログ
Pivotで紹介されていて興味が湧き、手に取ってみました。
本書ではまず、“伝える”という行動の中で、相手が「わかる」までに3つの段階があると説明。その上で「わかりやすく伝える4ステップ」が紹介されており、構成もステップごとに丁寧で読みやすかったです。
主語・述語を明確にすることや5W1Hといった基本から、「テンプレップの法則」など新しい考え方まで、順序立てて整理されている点が印象的でした。
一方で、3段階と4ステップのつながりがやや分かりづらい部分もありましたが、全体として「伝わるとは何か」を体系的に学べる一冊でした。
最近は言葉だけでなく動画などでも伝える機会が増えています。そうしたツールも含めて、より効果的な伝え方を考えるヒントになる本だと思います。
Posted by ブクログ
P109 最強の伝え方「テンプレップ(TheNPREP)の法則」
1.Theme 話のテーマ
2.Number 数
3.Point 結論・要点
4.Reason 理由
5.Example 具体例
6.Point 結論・まとめ
P112 必ず「概要→詳細」の順番で伝える
P114 まず話の「全体像」を伝えることによって、聞く人に“頭の準備”をしてもらわなければならない
P130 「なぜそう言えるか?」という理由(Reason)
「なぜそう言えるか?」を補足する具体的な例(Example)
P147 「相手の記憶に残す」ために、私がいつも意識しているのは、次の5つのポイントです。
①相手が記憶できる情報量に調整する
②「重要ポイント」は繰り返し説明する
③「間違えやすいポイント」は繰り返し説明する
④「暗記ポイント」を明示する
⑤箇条書きで「重要ポイント」を示す
P237 どうすれば「相手にピッタリの表現と行間を選ぶ」ことができるようになるのでしょうか?答えはひとつです。相手に興味をもち、相手を知り、相手になりきるー。これが唯一の方法なのです。
P242 「伝えた相手がどう思うか?」を考えなければ、伝えたい内容が伝わらなかったのです。