【感想・ネタバレ】エイティエイトを2でわって 2巻のレビュー

あらすじ

誰とでもすぐに仲良くなれるスーパーギャル・来夢とふわふわしていておとなしいお嬢様・ゆず。もともと中学時代から仲の良かった二人だけど、高校生になって初めて一緒に「ピアノ連弾」を始めました。毎秒笑えるのにちゃんとエモい新世代音楽マンガ、待望の第2巻!

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アニメ化してほしい!

ギャグの勢いも変わらず面白い! 書き下ろしも多くて嬉しい。
1巻に続いて作中で演奏した曲の一覧が記載されているので、その曲を聴く(知っている)とより楽しめます。作中オリジナル曲も登場したし、美弦のズンドコ演奏共々聴いてみたいのでアニメ化してほしい。

#笑える #エモい #萌え

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2025年02月02日

Posted by ブクログ

テンポ良く交わされる会話劇はちょっと癖になりそうだなぁ


音楽祭が終わった事で4人の初期目標はクリアされた段階。なら、次はどうするかと思いきや、カフェでの演奏バイトですか
コンクール等のように覚悟が必要というわけではない。けれど人に聴かせる環境は美弦達の技量を上げるものと成りそうな
その中で見えてきた課題は曲解釈に関してかな…。美弦はクラシックへの理解が浅い、逆に奏はポップスへの理解が浅い。連弾で弾く際には致命的な問題

奏が自宅にてピアノを前に悩んでいたのもそうした悩みだね。楽譜通りに指を動かすだけなら出来る。けれど、曲を奏でるとなれば、曲への理解が必須となる
一緒に弾けるようになってきた美弦と奏にとって新たな課題だね

そう思えば咲雪の登場は誰しもにも刺激となるのかも
以前の奏を知っていて、彼女が誰かと連弾するなんて想像もできない咲雪の中で奏の解釈は固まっている。隣に座る美弦の実力不足も判っている
だから奏の隣に美弦が居るのは相応しくないと確信しているのだけど、奏自身は美弦の隣でなら辞めようとしたピアノを弾けてしまう
それはもしかしたら特定の解釈だけが正しいとの主張に反論するものかもしれず

だとしたら咲雪が奏をイメージして作曲した曲をどのような解釈で弾くのか?という課題は美弦にとって貴重な試練と成ったのかも
結果としてはそもそもどのようなイメージだったのか聞かなかったから、いつものズンドコ節となったのだけどさ(笑)
まあ、美弦の特徴である楽しく弾くという点が強く出た演奏だったとも言えるのかな?そのような楽しい解釈を伴う演奏をするから奏との連弾も楽しいが溢れ出すものになる

そんな新解釈に満ちた演奏を聞いた事で咲雪があの曲をリテイクしようと考えるきっかけとなったのは良かったのかも
何故なら、今の奏は咲雪が知っていた頃の奏とはまた違った解釈に満ちているという事だろうから


来夢とゆずも連弾の楽しさに目覚め、もっとピアノを上達したいとの欲が出てきた感じだね
以前からそれなりの技量を持ちながら、来夢のおもり的な立場に甘んじているゆずの姿は少し疑問だったのだけど、本人的には他者と演奏するからこそ楽しさを感じられるタイプだったようで
なら楽しさの塊である来夢は良い組み合わせなのかもね

来夢は来夢で上達を志しているね。少し前までピアノを全く弾いた事がないとは思えないほど
今ではカフェでも演奏するし、文化祭の連弾ではセコンドを担当した。それは彼女の経歴を考えればとんでもない話。咲雪が言うようにこのまま続ければ化けるかもしれないね


それにしても、読み終わった今でも理解できないのだけど、美弦が成績上位層って何で……?
あのちゃらんぽらんがどうして……?

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2025年02月02日

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