あらすじ
『酒のほそ道』のラズウェル細木、まさかの、うなぎだけで第2巻!! 「うなぎネタでどこまでつづける気!?」「うなぎ食べたくなったぞチクショー!」(読者のお便りから)――繰り返しで恐縮ですが、このう話は、う道楽家・藤岡椒太郎(ふじおか・しょうたろう:呉服屋の若旦那)が、ただただ、うなぎをおいしく食べつづけるだけの「鰻画(マンガ)」です。ちなみに2巻完結ではございません!
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Posted by ブクログ
ただひたすら、うなぎを食べる。それだけの漫画が、何故こんなに面白いのでしょうか。
1巻に引き続き、ずーっとうなぎの話ばかり続いています。セイロ蒸しが出てきたり、うな茶にしてみたりと、うな重ばかり食べているわけではありませんが、特にドラマチックなことがあるわけではありませんし、物語が動くわけでもありません。それなのに……面白いんですねえ。
とにかく、うなぎの美味しさ、美味を探求することの楽しさが伝わってきます。ああ、食べることって本来凄く楽しいことだったんだよね、と、なおざりに食事を済ませてしまう、わが身を省みては思うのです。