【感想・ネタバレ】甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ 完全版のレビュー

あらすじ

容疑者は死亡した男?
天才医師vs謎の殺人鬼!
愚鈍なる警察に告ぐ――。都内近郊で相次いで起きた連続殺人。
犯行はエスカレートし、遂には現場に殺人鬼からの声明文が残される。
警察を嘲笑し、「私は既に死んでいる」と語る犯人。その言葉通り、DNA鑑定で容疑者が死んでいることが判明する……。
これは死者の復活か。真犯人のトリックか。天才医師vsシリアルキラー、究極の頭脳戦。
書き下ろし掌編「鷹央の恋人?」収録。
出版社名「新潮社」より過去に配信された作品に加筆修正し、新たに書き下ろし掌編を加えた『完全版』となります。重複購入にはご注意ください。

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Posted by ブクログ

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まさかキメラだなんて!!
頭部と首下でDNAが違うとか、そんな事あるんだ
今までで不可解さNo.1だった

0
2025年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

天久鷹央シリーズ第八弾。

四年前、鷹央が研修医時代に死亡宣告をした男のDNAが
女性連続絞殺魔のDNAが一致した。
死亡した男の母親は、使者を復活させる新興宗教を信じていたため、
男の遺体を復活させるための墓地ならぬ「癒しの土地」に埋葬したとわかる。
四年前にも同様の犯行があり犯人は捕まっていなかったため、
男が生き返り犯行を再開したのか?と警察が鷹央の下にやってくる。
もちろん、鷹央は謎解きに乗り出す…。

DNAとくればキメラ、ぐらいの知識はCSIファンとして当然あったが、
頭部とその他の部分のDNAが違う、というような事例があるとは知らなかった。
犯行宣言は必要だったのかよくわからないが、
シメールとキメラのフランス語で読者をミスリードするためだったのか?
鉄製の棺桶の蓋が開いていたくらいで死者の復活かと、
一瞬でも刑事たちが考えたりする?

小鳥遊は鷹央対策としてお菓子やハーゲンダッツを常備し必要に応じて使うとは、
刑事に猛獣遣いが板についてきたと褒め(?)られるだけのことはあるが、
新興宗教教祖の息子を訪問した後の行き先が、
「墓場」であろうことに気が付かないとはまだまだ。

そういう自分も小鳥遊が救急患者から押し付けられたSMグッズが、
囮となった鷹央が絞殺対策として使うとは予想できなかった。

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2024年11月04日

Posted by ブクログ

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「天久鷹央の推理カルテ」シリーズ8

小鳥遊が赴任して10ヶ月。鷹央(猛獣)の扱いもだいぶ慣れてきた小鳥遊とそれをもて遊ぶ鷹央の2人が不可解な謎に挑む!
今回の謎は真夜中の都内で発生した連続殺人。
犯人の声明にあるようにDNA鑑定では容疑者は既に死んでいる。けれど、殺人は続く…
死者の復活orトリック!?鷹央の類稀なる知識が謎に診断を下す!

あなたにこの結末は予想できるか⁉︎

時系列が気になる人へ…
大宙神光教事件、瞬間移動事件の後、
密室での溺死事件から3ヶ月、
透明人間による殺人事件の後の話です。

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2024年07月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなか面白かった。初めての作品。

主人公の上から物言う感じはあんまり好きではなかったが、

一人の人間が2つのDNAを持つことがあるなんで初めて知った。

エピローグもよかったし、その後のちょっとしたお話もよく満足できた。

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2024年05月01日

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ネタバレ

はじめてこのシリーズを読んだ。初めの方から何となく犯人はわかっていたがその裏やトリックはわからなかった。シメールはキメラとはね。うまくできているなあ、キメラを扱った小説は初めて出会った。さすが医師。面白かった。

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2024年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

昨日テレビを見ていてちょうど「キメラ」の話をしてた。
科学的な話なので良かった。これが「多重人格」みたいな内容で締められるとどうかな?て思ったけど、さすがそこはドクター。締めは良かったなと思いました。
しかし、小鳥遊先生、最後のショートストーリー不運すぎて笑える。

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2024年02月22日

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