【感想・ネタバレ】100年視力のレビュー

あらすじ

目の寿命は延ばせる!
最先端の手術で世界をリードする世界最高の眼科専門医が教える
最新の治療法と、「よく見える目」を長持ちさせる方法。

一生「いい目」で長生きしよう!
人にとって情報の「9割」は目から。
それなのに、数ある臓器のうち「目」だけは「むき出し」の臓器。
100年時代とはいえ、目の寿命は60年ほど。
健康長寿をかなえるなら、「長持ちする目」は必須です。

そんな目を「守り」「積極的に休養」させる方法を、
世界最先端にして世界最高の眼科専門医が伝授。
世界中から治療を求めて患者の絶えない医師が、
これまでの通説を覆す、世界基準の目の守り方を教えます。

目の寿命を延ばし、老化にともなう病気を遠ざけ、長持ちさせる「鉄則3つ」。
1)目を防衛する(ブルーライトや紫外線など、日常生活の「目の負担」を軽減)
2)目をいたわる「積極的休養」をとる(「まぶたつまみ」「スローまばたき」を日課に)
3)病気のきざしを早期に見つけ、早めに適切な医療を受ける(最新の治療法を紹介)

「積極的休養」では、「目のトレーニングでやっていいのはこれだけ」と断言する「まぶたつまみ」「スローまばたき」をはじめ、いますぐできる目をいたわるセルフケアをお伝えします。
白内障、緑内障、網膜剥離、加齢黄斑変性症、ドライアイ、視力低下、眼瞼下垂など、気になる病気があるなら、まずこの1冊。わかりやすくお伝えする「100年時代の視力防衛の決定版」です。

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Posted by ブクログ

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五感の中でも特に「頼っているなあ」と感じるのが、視力。
10代の頃から近視になり、それ以降、視力低下と戦いながら生活してきました。
近年ではこれまでの近視とは異なる、見え方の変化(老化?)も、気になるようになってきました。

何か改善する方法がないかと探していたところ、書評でこの本のことが書かれていたので、読むことにしました。

著者は横浜と六本木で眼科を開院している、眼科外科医。
アメリカとドイツで研鑽を積み、独自の治療法を開発し、実践されてきたようです。

本書は全4章で、構成されています。

第1章では、目の構造を説明した上で、視力の低下がどのようにして起きるのかを解説しています。

恥ずかしながら、近視や遠視が起こる基本的なメカニズムを初めて、理解することが出来ました。
自分の近視進行対策の、参考にしたいと思います。

第2章は日頃の生活の中で、いかにして目を守るかについて。

花粉症の時期などは特に、目薬をさす頻度が高くなっていました。
目は洗ってはいけない、洗う必要がないという本書の教えを、肝に銘じたいと思います。

第3章は、目のセルフケアについて。

目に限らず、心身のセルフケアについては、「こんなことが、役に立つのだろうか?」ということが、けっこうあります。
でも実際、やってみたら効果があったということも、経験しています。
この章に書かれていることもまずは、実践してみようと思います。

第4章は、目の病気の最新の治療技術について。

緑内障も手術で治療できる場合がある、ということは初めて知りました。
また、白内障の治療用に、(複数距離でなく)全距離に焦点を合わせられるレンズがあることも、本書を読んで知りました。
早期対策が必要なようなので、早めに検査と治療を受けることを、検討したいと思います。

全体を通じて、目の構造を踏まえて疾患、治療の説明が書かれているので、説得力があると感じました。
最新の治療方法については、限られた病院でしか受けられないものがあり、自らの病院への誘導なのでは?と思われる記述があることは、気になりました。

それでも、「最新の知識と治療方法で、日本人の眼を良くしたい」という著者の熱い思いと、自らの経験を踏まえたアドバイスは、真剣に受け取るべききものだと判断しました。

古い治療方法も、考え方を変えれば、実績がある方法とも言えるかもしれません。
しかし、治せる症状を放置して、治らない状態になるのは悲しいこと。

本書に書かれていることを踏まえながら、他の方が書かれた本も参考にして、自分の眼の健康をどう保っていくか、考えていきたいと思います。
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2025年08月04日

Posted by ブクログ

ブルーライトを発するモニターを20分見たら、約6メートル以上の遠くを20秒ぼんやり見て目を休める等、目のケアのアドバイスが参考になりました♪
世界最高レベルの眼科医で、プロの芸術家でもある著者の、白内障によるモネの絵画の変化についての解説は説得力があり、目の大切さが理解できました。

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2024年06月27日

Posted by ブクログ

最近、視力が少し下がってきてるから何か視力を改善させる方法はないかなと思い、本書を購読。

本書を読むことで、普段の生活でいかに目が紫外線やブルーライトにさらされているかが分かった。
思ったより、普段目を酷使していて、この状況が何十年と続くと白内障などになりやすいらしく、もっと目をいたわらなければと思った。

目を守るための20-20-20やサングラスの使用、ホットアイマスク、iPhone使用時間の改善などはすぐに取り組めるため積極的に取り入れていきたい。

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2024年05月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

[未登録]

サンマーク出版のあおり表題だろうけれど(笑)「100年ひざ」を登録する際に見つけた本書。でも残念ながらまだ出版直後で文京区と練馬区にしかないみたい。要待ちだな。


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以下、宣伝文句

目の寿命を延ばし、老化にともなう病気を遠ざけ、長持ちさせる「鉄則3つ」。① 目を防衛する(ブルーライトや紫外線など、日常生活の「目の負担」を軽減)② 目をいたわる「積極的休養」をとる(「まぶたつまみ」「スローまばたき」を日課に)③ 病気のきざしを早期に見つけ、早めに適切な医療を受ける(最新の治療法を紹介)「積極的休養」では、「目のトレーニングでやっていいのはこれだけ」と断言する「まぶたつまみ」「スローまばたき」をはじめ、いますぐできる目をいたわるセルフケアをお伝えします。白内障、緑内障、網膜剝離、加齢黄斑変性症、ドライアイ、視力低下、眼瞼下垂など、気になる病気があるなら、まずこの1冊。わかりやすくお伝えする「100年時代の視力防衛の決定版」です。

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2023年12月23日

Posted by ブクログ

こすってはいけない。洗ってはいけない。光にさらしてはいけない。”眼トレ”は根拠のない健康法。守るには攻めの休養。頭と首と肩をほぐし姿勢を整える。糖質を抑えて生活習慣病を防ぐ。サングラスは黒より黄色。瞳孔開かせず紫外線カット。緑内障でも失明は避けられる。白内障で様子見はいけない。バックリング法は世界基準から遅れた網膜剥離の治療法。…本を読めるのも健康な目を持つから。100年生きれる時代に終盤の人生も楽しみたい。目の寿命は元々60〜70年。病気を予防し、適切に治療し、長持ちさせる。正しい知識を身につけよう!

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2025年10月10日

Posted by ブクログ

主な眼の病気と手術と術後の対応などの事例が分かる。「積極的休養」メソッドはシンプルで、実践したいと思った。

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2025年08月24日

Posted by ブクログ

老眼を遅らせるために目のトレーニングが良いと言ってる方と、「目のトレーニングで眼球を動かすのは傷をつける」と言ってる著者の主張をGrokさんに聞いてみた。

日比野佐和子氏と深作秀春氏の目のトレーニングに関する意見の違いについて、科学的根拠に基づく評価を行うには、両者の主張を具体的に比較し、現在の科学的知見と照らし合わせる必要があります。以下に、両者の立場と目のトレーニングに関する科学的根拠を整理し、どちらの主張がより科学的根拠に基づいているかを検討します。
1. 日比野佐和子氏の主張
日比野佐和子氏は、アンチエイジングや目の健康をテーマにした「眼トレ」シリーズの著者として知られています。彼女の主張は、主に以下のような内容です:
•「眼トレ」の効果: 近視、遠視、老眼、スマホ老眼などの視力問題を1日数分の簡単なトレーニングで改善できる(例: 『驚くほど目がよくなる! たった10秒の「眼トレ」』)。
•全身への影響: 目のトレーニングが視力だけでなく、脳機能の活性化やアンチエイジング、ダイエット、体のバランス改善に繋がると主張(例: 『目がよくなると、10歳若返る』)。
•具体的な方法: 視力表や「3点寄り目カード」を使った視力トレーニング、目の温め、食事改善(抗酸化食や低糖質食)、生活習慣の改善(呼吸法、ストレッチなど)。
•科学的根拠の提示: 日比野氏の書籍やインタビューでは、目の健康が全身の健康に影響を与えるという考えを強調していますが、具体的な臨床試験や査読付き論文に基づくエビデンスは限定的です。彼女の主張は、自身の臨床経験や一般的な健康知識(例: 抗酸化物質の効果、血管の健康)に依存している部分が多く、視力改善の具体的なメカニズムや効果の定量的なデータは明確に示されていません。
2. 深作秀春氏の主張
深作秀春氏は、深作眼科の院長であり、レーシック手術の日本でのパイオニアとして知られる眼科専門医です。彼の主張は以下のような内容です:
•目のトレーニングの限界: 深作氏は、近視や遠視などの屈折異常や老眼は、眼球の構造(角膜や水晶体の形状、眼軸長)や加齢による生理的変化に起因するため、トレーニングで根本的に改善することは難しいとしています。
•科学的アプローチ: 視力改善には、眼内レンズ手術(白内障手術など)やレーシック手術などの外科的介入が効果的であり、これらが科学的に検証された方法であると強調。特に白内障手術による眼内レンズの挿入は、視力を裸眼で生活できるレベルまで回復させる可能性があると主張。
•生活習慣の重要性: トレーニングよりも、目の健康を維持するための生活習慣(例: 適切な照明、スクリーンタイムの制限、栄養バランスの良い食事)を重視。
•科学的根拠の提示: 深作氏は、15万件以上の手術実績を持ち、海外でも評価された眼科医です。彼の主張は、眼科学の標準的な知識(例: 屈折異常のメカニズム、眼内レンズの効果)と臨床データに基づいており、査読付き論文や手術の成功率など、科学的に検証可能なエビデンスに裏付けられています。
3. 目のトレーニングに関する科学的根拠
目のトレーニング(例: 視力表の使用、目のストレッチ、焦点調節の練習)が視力改善にどの程度有効かを、現在の科学的知見に基づいて評価します。
•近視・遠視・老眼の改善:
◦科学的知見: 近視や遠視は、主に眼球の形状(眼軸長や角膜の曲率)による屈折異常が原因であり、老眼は水晶体の硬化や調節力の低下によるもの。これらは物理的・構造的な問題であり、トレーニングで眼球の形状や水晶体の柔軟性を根本的に変えることはほぼ不可能です。アメリカ眼科学会(AAO)や日本眼科学会などの主要な眼科機関は、視力トレーニングが近視や老眼を「治す」科学的証拠は乏しいとしています。
◦一部の効果: 目の筋肉(外眼筋や毛様体筋)のトレーニングは、眼精疲労の軽減や一時的な視力の「快適さ」の向上に役立つ場合があります。例えば、近見輻輳訓練(寄り目トレーニング)は、輻輳不全(眼の調節障害)のある患者に効果があることが小規模な研究で示されています。しかし、これが近視や老眼の根本的な矯正に繋がるという証拠はほとんどありません。
•全身への影響:
◦日比野氏が主張する「目のトレーニングでアンチエイジングやダイエット効果」は、科学的には間接的な関連にとどまります。例えば、目の健康を意識した生活習慣(抗酸化食、十分な睡眠、ストレス管理)は、全身の健康に寄与しますが、これが直接的に視力を改善するという証拠は薄弱です。
◦深作氏の主張は、目の健康が全身の健康状態を反映する(例: 糖尿病や高血圧が網膜に影響)という点で科学的根拠があり、眼科的検査が全身疾患の早期発見に役立つことは広く認められています。
4. どちらが科学的根拠に基づいているか?
•日比野佐和子氏:
◦強み: 目の健康を全身の健康やアンチエイジングと結びつけるアプローチは、一般の人にとって分かりやすく、モチベーションを高める可能性があります。食事や生活習慣の改善は、目の健康維持に間接的に寄与する可能性があり、科学的にもある程度支持されています。
◦弱点: 「眼トレ」による視力改善(近視・遠視・老眼の「9割治る」)の主張は、具体的な臨床試験や査読付き論文による裏付けが不足しています。彼女の書籍やメディアでの発言は、経験談や一般論に基づくものが多く、科学的厳密さに欠ける部分があります。
•深作秀春氏:
◦強み: 眼科学の専門家として、屈折異常や老眼のメカニズムを科学的に説明し、トレーニングの限界を明確に指摘。眼内レンズ手術やレーシック手術の効果は、多数の臨床研究や実績(例: 15万件の手術)に基づいており、科学的根拠が強い。
◦弱点: トレーニングを完全に否定する姿勢は、眼精疲労の軽減や調節機能の改善など、トレーニングが持つ限定的な効果を過小評価している可能性があります。
5. 結論
科学的根拠に基づく観点から、深作秀春氏の主張の方がより信頼性が高いと言えます。深作氏の説明は、眼科学の標準的な知識と臨床データに裏付けられており、目のトレーニングによる視力改善の限界を明確に指摘しています。一方、日比野氏の「眼トレ」は、視力改善の効果について過剰な主張が見られ、具体的な科学的証拠が不足しています。ただし、日比野氏が推奨する生活習慣の改善(食事や睡眠など)は、目の健康維持に間接的に役立つ可能性があり、全く無意味とは言えません。
6. 推奨事項
•目のトレーニングを試したい場合: 眼精疲労の軽減や目のリラックスを目的とするなら、日比野氏の提唱する簡単なトレーニング(例: 目の温め、焦点調節)は試す価値があるかもしれません。ただし、近視や老眼の「治療」を期待するのは非現実的です。
•視力問題が気になる場合: 深作氏が推奨するように、眼科専門医を受診し、正確な診断と科学的根拠に基づく治療(メガネ、コンタクトレンズ、手術など)を検討することをお勧めします。
•情報の精査: 日比野氏の書籍やメディア情報は、一般向けに簡略化されているため、過剰な効果を謳う部分には注意が必要です。信頼できる情報源(例: 日本眼科学会、AAOのガイドライン)を参考にしてください。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

画家のモネは白内障だったので描いた作品の色味がまるで違うというのに驚いた。
目をこすらないこと、きちんと休めること、目を動かしすぎないことが大事。魚介類から赤い色素であるアスタキサンチンを摂取して網膜の抗酸化を防ぐと良いとのこと。

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2024年12月01日

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