あらすじ
「タイムマシーンがあったとして、どっからやり直したらいいかもわからない―。」
図書館で偶然再会した勝男と鮎美。驚き混乱しつつも、出会った頃のことを思い出す2人。
その時勝男の心に宿った鮎美への思いとは―!?
さらに故郷大分への帰省、両親や兄弟の問題、そして鮎美の新しい恋人ミナトの問題も明らかになっていく。
『まめとむぎ』(双葉社)との作品を超えたコラボマンガも収録。
CREA夜ふかしマンガ大賞1位、宝島社「このマンガがすごい!」オンナ編第4位など各所で話題沸騰の人気作、第3巻!
感情タグBEST3
ヒロインの性格
ヒロインは自分探しをしていても、結局のところ、
おいしくご飯を食べてくれる人がいると嬉しいっていう
昭和気質の尽くすことに喜びを覚える人。
この性格だと、周りに回って「主人公が良かったな」
ってなりそうなところが余計に事態を面白くしているのが
良い作品だと思います。
Posted by ブクログ
2巻の感想に書いたように
すぐ買いに行って読みました笑
『鎖国』
自分の価値観に閉じこもっていて、
他の見方や立場に気付かない様を
『鎖国』ってのがなるほどでした。
お互いに鎖国状態、
どっちか片方が鎖国状態、
どっちも衝突は必至でしょうね。
この物語の2人は、
その後、少しずつ『開国』してってる…
付き合ってる2人が、
一度は別れても、その後何人かと付き合って、
成長してから復縁するの、
たまに出会うけれども。
こんな感じなのかも。
経験が少ないうちって、
誰もが多かれ少なかれ鎖国かも。
人の中で揉まれて、
傷ついて、傷つけて…って、
繰り返してしまいながら。
そんな中で謙虚さが少しでも芽生えたら
もしかしたら、
以前よりはいい関係になれるのかもね。
恋愛に限ったことではないのかも。
なかなか難しいことだとは思うけど。
誰かを傷つけた過去は
もう取り返しはつかないのだろうけど、
せめてもう繰り返さないように、
自分を開国していきたいです。
12月10日に4巻発売ですね。
楽しみ。
お母さんの逆襲?
フリーズドライのお味噌汁を、内緒でお手製として食卓に出すお母さん。それはさすがに無理があるのでは、、細粒出しならまだしも、フリーズドライの具材は分かる気がして、それをお父さんはさらにあえて触れないのか、変なところで気になってしまいました。
Posted by ブクログ
勝男は変わったな。勝男が変わっただけに、変われない人達がより際立つ。
でもそれは男性だけじゃない。勿論、今までの歴史や社会慣習の影響で、男性の方に、価値観を変えていかなくちゃいけないことがより多いけど、男性にも男性の生きづらさがある。そのことに女性が関わっていることもあって、女性の側も価値観のアップデートが必要だなと改めて。
過去に何かの感想でも書いたけど、フェミニストを攻撃する男性の中には、男性の生きづらさ、苦しさを抱えていることを女性に向けてしまっている人もいて(それが本人が自覚的なのか無自覚なのかもまた別に問題としてはあるが)、それはやはり健全ではなくて、男性に対する思い込みや価値観を男性自身も女性もアップデートしなくてはいけないよなあと。それが結果的にお互いにとって良い方向に向いていけるのではないかと思う。
そう言う意味でも1巻で、うわぁと思った勝男の変化には希望を持てるし、こう言う人が増えると本当の意味で社会が変わっていくのかなあと。
まあでも現時点では木嶋のように古い価値観に固執していて変わろうとする男性を揶揄するだけの人も多いし、女性自身が親や社会から刷り込まれていた価値観から抜け出せない人も多いんだよな(鮎美もそう言う面もあるようだ)
Posted by ブクログ
勝男の価値観がだいぶアップデートされてきて、ここまで変われるのか、と驚いています。
一方の鮎美も、自分を縛りつけていたものから徐々に解放されていっているようで、応援したくなりました。
あとは、変われない、変わりたくない人達がどうなっていくのか見守りたいと思います。
匿名
失恋女子2人と勝男の友達の飲みの話し、色々考えさせられた。あと鮎とミナトの恋の行方のお話し巻。ミナトは人と付き合うの、よっぽど特性があった人でないと難しそうだなと思った。