【感想・ネタバレ】働く君に伝えたい「お金」の教養のレビュー

あらすじ

一生使えるセオリー「財産三分法」、保険の大原則は「掛け捨て」、リスクを抑える「投資の3つの心得」――ライフネット生命の創業者が解説する「お金の原理原則」。年収200万でも1000万でも関係ない!お金の不安から解放され、賢くお金を使い、増やす方法。*本書は単行本『働く君に伝えたい「お金」の教養』(2016年刊行)の情報を更新して新書化したものです。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

【感想】
少しだけ投資などについて齧ったことがあるため、すでに知っている知識もあったが、貯蓄型の保険がなぜオススメでないかについては、具体的に数字で示されており、納得できた。
お金の使い方については、自分自身にとって何に価値があるのかをもう一度見つめ直したいと思った。衣食住はもちろんだが、やはり子供との様々な経験は今しかないものだし、優先したい。
貯めるに関しては、著者の言うとおり、漠然とした不安があったが、貯蓄の目標額を明確にすることにより、不安が軽減できそうだ。
「自分への投資」については、老後も働き続けるために、自分自身の価値を高めることだと理解した。無難かもしれないが、やはり英語を操れるようになること、文章の作成能力を高めること、その辺りを目標にしていきたい。

【要約】
お金の原理原則【財産三分法】

①使う…日常で使うお金
自分が価値があると思うものにドーンと使う。お金の使い方に関して自分ルールを決めておくことが大事。また同じ経験をするなら、今しかできないことを(できるだけ若いうちに)経験する方が、より豊かな経験となる。

②貯める…流動性の高いお金
冷静に考えれば、毎月きちんとお金が入ってくれば、毎月きれいに使い切ったところで、問題はない。とは言え、アクシデントに備え貯蓄は必要であり、目標(本書では年収分)を達成するため、目標を立て、その分は絶対に使わないことが必要。
老後については、自分が何歳まで生きるかは分からないから、老後にいくら必要かは分からない。であれば、定期的に入ってくる自分の収入があった方が安心だし、それプラス年金と長期投資があれば、それなりに生活していける。
積立型の保険は①レバレッジが働かない②ゼロ金利のもとでは複利効果が働かない③付加保険料の分だけ預金よりも貯まる金額が少なくなる、以上に理由よりオススメしない。あくまで貯蓄と保険は分けて考える。ライフステージ別に死亡保険・就業不能保険がオススメ。
学資保険は、保険というよりも強制的な貯蓄手段なので、学資保険でなくてはいけないのかは検討の余地あり。

③殖やす…なくなってもいいお金
投資の基本は「自分への投資」。自分に投資すれば、人生の選択肢が増える。
投資信託に投資するときには、第三者機関の格付けを確認。

※②と③は状況に応じて、どちらかに振り切るのもあり。

※なぜ年金制度が破綻しないと考えるか…年金制度には税金がら投入されている。従って、政府が破綻しない以上、つまり国債が発行できる以上、年金は支払われる。ただし、支給額については分からないため、年金だけに頼るのは✖️

0
2025年01月01日

「ビジネス・経済」ランキング