【感想・ネタバレ】合併人事 二十九歳の憂鬱のレビュー

あらすじ

合併してできたミズナミ銀行に勤める日未子は三十歳を前に揺れていた。仕事も恋も中途半端。一方、行内では男たちが不毛な権力闘争を繰り広げていた。ポストを巡る足の引っ張り合い、部下の手柄の横取り、パワハラ……。そんな中、ついに悲劇が起こる。そのとき、日未子の不倫相手・利洋が見せた本性とは。組織の闇を描く、超リアル企業小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初のほう、主人公の女性の言動に対し、この人が実際におったら絶対気が合わへんわ―と思ってしまい、若干の嫌悪感さえ覚えたのですが、会社における女性の立場、男性の闘争意識に対するあきれなど、(私はまぁまだ学生なのだけれども)現実的で共感できました。

ただ、部長に機密情報を流したのは、この主人公なのでは
主人公は言った覚えがないと言っているけれども。
そこをばらしたことに関しては、この主人公は悪いのでは?
男性同士の地位争いに対して呆れてるけど、
だからって投げやりすぎるよね。

でも、課長が失踪したあたりから、(展開が多少は予測できたけれども)ハラハラしながら読みました。

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2012年03月01日

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