【感想・ネタバレ】岡崎京子未刊作品集森のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

一番好きなマンガ家。交通事故以来、全てが止まった中、今年、未刊(未完)集が発売。
表題作の「森」は三話しか収録されてないけど、タイトル通りの手触り。
日常で誰かが迷いこむ。そこから抜け出せるのか、どんな景色を観るのか。森に入るのではなく、森の入口の木を教室から見つめているあたりが、90年代の岡崎京子の作品とは違う。90年代のは“森”の中にいた。
凡庸な感想になるけど、本当に事故が惜しい。続きが読みたい。
2000年代は岡崎京子に、どう映ったのか。

とは言え同時に収録されている、カット絵の数々が最高。改めて「ヘルタースケルター」の殺伐さに言葉を失う。
リリコの表情の痛々しさと怒りと諦め。

解説を書いた椹木野衣の文章、読んだら、こんな未熟なレビューいらんよなとも思う。

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2011年12月23日

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