あらすじ
不登校、引きこもり、摂食障害、等々…。子育てをめぐる様々な悩みや苦しみはなぜ生じるのか。その仕組みを心理学の概念で解き明かし、多数の事例を紹介しながら子どもとのコミュニケーションの望ましいあり方について具体的な方法を提案する。脳科学者/医師/臨床心理士/四児の父親/少年サッカーの指導者である著者による書き下ろし。
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Posted by ブクログ
普遍的で本質的なことが具体的な事例とともに書かれており、原点に戻れるような、何度も見返したくなる本です。生きることを好きになってもらうことを子育ての目標に据えるというのはとても印象的で、肩の荷が降りたように感じました。文字のない時期を存分に味わう、という考え方も素敵です。この本を読んで以来、子どもを褒めるとき、自分の都合のいいように誘導しようとしていないかなと気にするようになりました。
Posted by ブクログ
友人に薦められて読んだ
子育ての極意
子どもを信じること
小手先の方法論ではなく「核」が語られている
私がよかれと思って必死にやって来たこと
あの苦闘の年月は却って子どもを傷つけていたのか
もう失敗の連続の後で読むと非常に辛い
せめて発行された10年前に出会いたかったァ
主に不登校の子どもについて語られている
私には手遅れだが悩んでいる若い友人に紹介したい
でも、自分に問いかけることはまだ遅くない
そうだね、笑顔で子どもの話に耳を傾けること
子どもの年齢には関係ないよね
深く深く心に刺さりました
≪ 子どもをね 信じることよ 丸ごとよ ≫
Posted by ブクログ
落ち込み悩んでいるときに、友達にこの本のことを教えてもらい手に取った。読み始めてすぐに、不登校の中学生のエピソードが出てきて、まさしく知りたかったことで、付箋をたくさんはさみながら読んでいった。
子どもを信じ続けて、信じぬくこと、小言をやめること、家ではリラックスしてもらうこと、私の子どもたちも本当にそれでいいのだろうか、いつか、きちんと教えてこなかったからできないまま大人になってしまった、と思い悔やむ日が来るのではないか、と、心配なこともある。
でもしばらくは、この本に書いてあり感銘を受けた言葉を記し、時々思い返して、家はリラックスの場であること、話を聞くこと、を大事にしていこうと決めた。