【感想・ネタバレ】福翁夢中伝 下のレビュー

あらすじ

咸臨丸による渡米、不偏不党の新聞『時事新報』創刊、そして慶應義塾の創設と教育改革――。開国に伴う体制一新の時代、勝海舟、北里柴三郎、川上音二郎ら傑物との交流と葛藤の中で、国民たちの独立自尊を促し、近代日本の礎を築いた福澤諭吉の生涯。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

福翁自傳の補完的パロディ歴史小説。

下巻は自伝でもほとんど触れられていなかった、小泉信吉など塾運営の後継者たち、柴里との関係、婿養子の桃介のこと、川上音二郎と芸術のこと、独立自尊の背景のことなどが描かれていました。
塾員としては、著者も塾員なのでもう少し塾よりの話になるかと思いましたが、福沢をめぐる物語としていいバランスと思いました。

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2024年11月21日

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