【感想・ネタバレ】不都合な相手と話す技術 フィンランド式「対話力」入門のレビュー

あらすじ

「伝えることは難しい……」。人は親兄弟でもなかなかわかり合えない。ましてや他人ともなると相手が何を考えているかわからず、どう話をしてよいか迷うときがある。国や文化の違いがあると、コミュニケーション自体がとれないこともある。我々にとって「伝える」ということはそれほど難しいことなのだ。著者がフィンランド大使館員として勤務したフィンランドは安定した経済や卓越した教育法で、以前より注目を集めている。子どもたちに対して小さい頃から、論理的に考え、「なぜ」を基本にコミュニケーションを図る訓練が小さい頃から行われているからだという。そのフィンランドで長らく勤務した著者が、国際コミュニケーションの見地からどう話すか、どう伝えるかの「伝える技術」を説き明かす。『週刊東洋経済』の好評連載「わかりあえない時代の“対話力”入門」の待望の書籍化。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

経済誌の連載記事を書籍化。
あとがきはない。
相手のことはわからないという大原則のもと、
対話力入門は人間の防衛本能闘争本能を感情のものと説明し
さらに発展していく。

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2013年08月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

同じ言葉の意味の「幅」が対話を阻害する大きな要因に。
自分と相手の目の前に存在しているものだからといって、相手にとっても「存在」しているかどうかはわからない。
自分と相手が同じ言葉を使っているからといって、その意味の「幅」が同じかどうかわからない。
わかりあえない状況を見いだして、実感することが対話力習得の第一歩。
言葉の意味の捉え方が明らかに違うことを認識し、その違いを認めあえるか、何らかの合意形成に向けて論点を絞れるか。

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2012年04月29日

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