【感想・ネタバレ】素材は国家なり 円高でも日本経済の圧倒的優位は揺るがないのレビュー

あらすじ

産業の中核をなす「素材」を支配する日本に黄金期がやって来る! 自動車、家電に代表される高度な組み立て加工技術で世界をリードしてきた日本だが、韓国、台湾などの猛追にあって苦戦を強いられている。一方、部品・素材の分野では、依然、他国が追いつけない圧倒的な技術力を誇っており、今回の東日本大震災では、日本の部品・素材の供給がストップすることで、世界の工業製品生産に深刻なダメージを与える事態が生じた。また、世界規模で展開されるインフラ整備や、環境・新エネルギー事業においても、日本の素材力はその存在感を示している。産業の中核をなす「素材」を支配する日本に黄金期がやってくる。「本書では、新産業に不可欠な日本の素材技術を紹介するとともに、1ドル60円時代」を見据えた日本の技術力を最大限に活かす国家戦略について考える。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

素材の力の偉大さがわかる本。
主に鉄鋼業についてだが、具体的な事例を出して展開していくので、読みやすいです。

なかでも超電導ケーブルが気になった。

0
2012年02月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

金属・材料工学を学んでいる学生の自分としては興味深い内容であった。
多くの企業や自分の通っている大学もでてきたりして少しワクワクを覚えた。

素材メーカーなどについて、過去の実績、現在の立ち位置が述べられてありわかりやすかったが、今後の展望についてはやや楽観的にとらえられている部分があると思う。研究・開発がこれまでと同じスピードで進む保証もなければ、諸外国がかつての日本のように急発展することもある。自分たちの様な次世代が先人たちの様にハングリー精神を持って頑張ることが必要であると感じた。

0
2012年05月10日

「ビジネス・経済」ランキング