あらすじ
「角栄は本当に有罪だったのか?」
今日にいたるまでくすぶり続ける
ロッキード事件の様々な疑問を解明すべく、
著者は事件の全貌を洗い直す。
辻褄の合わない検察側の主張、見過ごされた重大証言、
そして、闇に葬られた〈児玉ルート〉の真相――。
疑惑の背後に、戦後から現在まで続く日米関係の暗部が見えてくる!
特捜神話の真実を関係者の新証言と膨大な資料で剔抉する。
解説=奥山俊宏
※この電子書籍は2021年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
自分が生まれた頃の事件であり、恥ずかしながら漠然としか知らない事件だった。
読み進めれば読み進めるほどに、この事件の不可解さばかりが際立つ。
このノンフィクションが全て事実であるならば、角栄はさぞ無念であっただろうな…。
「真犯人」は他にもいるのではないか?と思わずにはいられない。
しかし…。令和の時代になったって、政治家は変わらず、「記憶にない」、「知らない」を連呼するばかり。変わっていないですね。