【感想・ネタバレ】給食の謎 日本人の食生活の礎を探るのレビュー

あらすじ

昭和の給食を食べていた世代にとって、令和の給食は驚きの連続だ。なぜ昔は毎日パンだったのに今は週1回程度なのか? 冷たい麺類禁止の地域があるのはどうして? 給食室がある学校は減っている? ソフト麺はどこに消えた? 現役の学校栄養士で給食マニアとしても知られる著者があらゆる謎を徹底解説。ギモンの背景を探るうち、給食が日本人の食生活まで変えたという歴史が如実に浮かび上がってきた。献立作成の裏側から厳格すぎる衛生管理まで給食トリビアが満載、空腹時は閲覧注意!

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Posted by ブクログ

アレルギー・予算・栄養バランス・苦手な食材になれるための取り組み・創作給食…
実に様々な工夫や努力を重ねているかが、伝わってくる。

現役の学校栄養士で給食マニアの著者による、給食の一から十まで語った一冊。

Audibleで運転の合間に聴いていたのだが、音声が男性だった。
この項を書く際に著者を見て、女性だったと知り(というか女性の方が多いのだが)驚いた次第。

ちなみに、前職の関係で様々な市町の給食を食したが、総じて町の給食の方が美味・かつ地域食材や料理が取り入れられていた。

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2025年10月02日

Posted by ブクログ

給食を作る時の段取りやYouTubeではなかなか見れないメニューの決め方や予算等など給食のトリビアがたくさん見れて一気に読んでしまいました。どうか続編出してくれないかなぁ

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

audible93冊目。

中学校の教員をやっています。そんなわけで、就職してからも長らく、お昼は給食をいただいています。
昨今は給食カフェなるものも密やかに人気があるようですが、誰もが子どもの頃、楽しみにしていた時間を思い出せるからなんでしょうね。

給食の献立ができるまでの詳しいお話を知ることができ、とても面白かったです。
栄養バランスだけでなく、味付けや調理の仕方、食材の入手方法、一定期間全体を見通して組み立てていることなどなど、あらゆることを考えてくださっています。
実際に献立を作り、調理してくださっている方が著者なので、読んでいてとても楽しいです。

なんとなく知っていた、ということがより詳しく明確に理解できたし、さらに、そんなこともあるの!?とびっくりするようなことまで学べました。

わたしはずっと、給食センター提供の給食にお世話になっていますが、自校給食の学校にも勤務してみたいなあと思います。

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2025年05月18日

Posted by ブクログ

給食の歴史
給食が教室に運ばれるまでに、相当の苦労をしてくださっていることに気づいた

よりいっそうありがたくいただきたい。
たくさんの想いを乗せて、給食を届けてくださることに感謝。
先人たちの思いがのっている。

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2024年10月20日

Posted by ブクログ

昭和の「給食」で育ってきた世代です。
子供の頃、近所に「給食のおばさん」が住んでいました。
私たち児童が学校に行く前、朝早くから仕事をし、自らの家庭も持っていた方でした。その方を含む数人の「給食のおばさん」が、毎日給食を作ってくれていた。
校内に給食室があったため、登校した時点でいい匂いが校舎中に漂っていて…。
給食室の前にあるサンプルを見に行き、配膳時に間違いがないように確認するのが、給食当番の役目でしたね。

本書を読みながら、幼い頃の給食の思い出に浸ることもできましたし、現在の給食がどの様になっているか、作っている方々のご苦労もを知ることもできました。

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2024年05月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は小学校の6年間だけ給食にお世話になりました。しかも、自校方式の給食。いつもあたたかい給食でした。私の好きなメニューは、ミートソースやカレーうどんでした。息子の学校は給食センター方式。自治体の予算の兼ね合いもあり特に地方ではセンター方式が多いようです。管理栄養士の苦労もよくわかりましたし、給食におけるメニューの変遷などなるほどなぁ~と。子供たちの栄養面や食育も考えながら日々のメニュが考えられています。特に最近では地産地消で地域オリジナルメニューなど工夫されています。

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2024年03月16日

Posted by ブクログ

給食の歴史やいろいろな制約、調理の方法など社会科見学気分で読めた。大変な仕事だなぁと思う。

牛乳ありきの栄養基準だから、牛乳が出てるのね。

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2025年04月02日

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給食に関するトリビアな知識満載。現役の管理栄養士が明かす学校給食の裏話から歴史まで。予算と栄養価アレルギーに頭を悩ませつつ日々奮闘する姿が素晴らしい。
昭和と令和の給食の違いも意外。事故が起きるとすぐその食材が使用禁止になる弊害もある。生野菜まで禁止とは思わなかった。

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2024年04月07日

Posted by ブクログ

食中毒を起こさないための工夫がすごい
野菜は3回洗い、肉と魚は業者が事前に切っておく、加熱の基準設定などなど
小学校の頃になんとなく食べていたが背景を知るともっと観察しておけば良かった

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2024年03月30日

Posted by ブクログ

今昔の給食事情を詳らかにするだけでなく(法律、予算、ローカル事情にここまで制約されている中で創意工夫を絶やさない熱意に頭が下がる想い。)昨今の「昭和懐古」で取り上げられる給食ブームに 関わる踏み込みの甘さを痛切に突いている。
それにしても、昔から献立のナンバーワンが「揚げパン」だというのは、今の時代のドーナツに通じるスウィーツ好きに繋がるのが面白い。

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2024年02月18日

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まさに「給食ってこんな風につくられていたんだ」という本。
未来を担う子どもたちに安心安全で栄養価の高いおいしいごはんを楽しく食べてもらいたいという、あたたかい想いがよくわかります。

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2024年12月27日

Posted by ブクログ

日本の給食の徹底度が本当に素晴らしいと思った。
かなり細かく管理をして、子どもたちの身体を考えたメニュー作りをしているのが印象的で、色々なルールがある中で、栄養だけでなく、美味しさも考え、見た目や調理法なども偏りがないようにすることは本当に骨の折れる作業だなと思った。
ルービックキューブのようだと喩えていることからもわかるように、うまく頭の中で組み合わせていかなければならないのだろう。
給食に対して、疑問もたくさんあったけれど、多くの制約がある中で、
給食に対してこれだけの熱量を持っている方がいてくれて、安心だなと思いました。

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2024年01月26日

Posted by ブクログ

学校給食をおいしく作るために日々頑張っている松丸奨さんの熱意が伝わってきた。給食が出来上がるまでの大変さ、特に献立を作るのは、まるでパズルを組み合わせるようだなと思った。パンがメインだったり、牛乳が必ずメニューにあるのには理由があった。子どもの頃、給食の時間が待ち遠しかったし、とてもおいしかった記憶しかない私にとって、とても楽しめた本だった。

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2024年01月15日

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