【感想・ネタバレ】おわりのそこみえのレビュー

あらすじ

「感動、アホか。そんなもんはいらんのじゃ、暈け。これは効いた。効きまくった」(選考委員・町田康)。美帆、25歳。買い物依存で性依存――。第60回文藝賞優秀作。

「私に明日なんて必要ないし、夜は明けないほうがいい。」(本文より)
スマホで消費者金融のアプリとマッチングアプリを交互に見る生活を送る、美帆、25歳。今を生きるため人生を手放し、地獄の底の絶望と希望へと爆進する、衝撃の問題作。町田康、喝采!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

自分はごく平均的に生きている型にハマった人間だと思うので、主人公の理解できない行動、正反対の人間性に(良い意味ではないと思うのだけど)妙に惹かれるものがあった。

まさか家族愛のお話だったとは。

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2025年06月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

疾走感のある文体で最悪で幸せで愛と絶望に溢れた日々が描かれる。なんであなたはこんなに生きるのが下手なの?でも、わかる。わたしも地獄の方を選択して生きてきたよ。全部親のせいだし、最低な男たちのせいだし、私たちの選択のせいだよ。落ちてくる彼女を家族ごとみんな抱きしめて一緒に泣きたい。

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2025年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メンヘラ感がリアルですごい読んでて面白かった。
最初の疾走感もあるし、怠惰な感じもすごい好き。

オチというか後半は好き嫌い分かれると思う。
私はなんか文章が続きが気になる書き方で好きだった。

アメと美帆の頭悪くて、それが故の?自己中な感じはとても人間ぽいなーと思った。

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2024年11月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文藝の新人賞作品であるということで純文学とカテゴライズされるのだろうが、ミステリー要素もあり、出来事も起きることからエンタメ系でもある。非常に読みやすいので一気読みする方も多いのではなかろうか。という事で内容も面白い。その反面、若干の軽さは否めません。エンディングは予想通りの展開だったが、余韻はある

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2024年02月04日

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