【感想・ネタバレ】大阪弁「ほんまもん」講座のレビュー

あらすじ

本当はことばの宝石箱なのに、ニセモンが出回っています――。「もうかりまっか」誰が言うてんのやろ。「がめつい」こんな造語はエエ迷惑。「ど根性」誤用の典型。「こてこて」本来は薄味の文化です。「まったり」大阪では主に味の意味。「きしょい」ことばのブラックホールや。……ホンマモンをこよなく愛し、ニセモンの横行氾濫を憂い悲しむ。大阪の人間まで唸ってしまう〈正調大阪ことば指南〉。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

<目次>
第1部  「にせもん」編
第2部  「ほんまもん」編

<内容>
大阪生まれの高校の国語の先生による、大阪弁の解説書。人口に膾炙している言葉の事実や、方言に対する感覚の調査(自分の勤務校で調査している)など、きちんと分析をしている。結局、言葉は移りゆくものだし、意味も変わっていくのが当たり前だと思う。どこで「ほんまもん」の線をひくのかは、難しい問題だ。

0
2022年11月30日

「学術・語学」ランキング